日本高等学校野球連盟(奥島孝康会長)では、2014年9月1日から7日までタイ・バンコクで開催される「第10回BFA 18Uアジア選手権」に参加する高校日本代表チ-ムの監督として、徳島県立鳴門渦潮高校・高橋広監督が就任することを決定しました。
選手18名については第86回選抜高等学校野球大会と第96回全国高等学校野球選手権大会に出場した選手の中から選考することとし、選抜大会終了後に第1次候補選手を選考し、夏の選手権大会期間中に最終決定する予定です。
(ただし、春、夏の全国大会出場選手以外からも選考する場合があります)
なお、コーチ2名については5月下旬までに選考、決定予定です。
また、選手選考は日本高等学校野球連盟の技術・振興委員会のメンバ-を中心に9名の委員が担当します。
18Uアジア選手権はチャイニーズタイペイ、香港、韓国、パキスタン、フィリピン、中国、日本、タイの8ヵ国・地域が参加の予定です。
髙橋広監督の経歴は次の通り。
高橋広監督経歴
1955年2月4日 愛媛県生まれ 59歳
1980年から鳴門市立鳴門工業高校(現徳島県立鳴門渦潮高校)野球部監督に就任し現在に至る。
鳴門市立鳴門工業高校野球部監督としての全国大会戦績。
選手権大会 4回出場。
選抜大会 4回出場。
第74回大会で準優勝。
高橋広監督一問一答
18Uの監督に決まって、素直な気持ちは?
身に余る光栄と思いますが、本当に自分でいいのかな?と思います。歴代の監督の方々に比べて実績も、実力も自分ではかなり役者不足だなと思っています。ただ、お引き受けした以上は優勝を目指して全力投球したと思います。
春のセンバツで印象に残ったチームや選手、試合などはありますか?
一回戦の明徳vs智辯和歌山戦。
両校の監督お二人とは普段から非常にお世話になっているし、お二人は親交も深い関係です。選抜の前に両校共に練習試合をさせて頂き、実力的にはよく似ているなと感じました。総合力で明徳がやや有利かなと思いましたが、私の予想通りで、お二人の意地のぶつかり合いの様な延長戦でした。とても見応えのある試合でした。投手では豊川の田中君と広島新庄の山岡君がとても印象に残っています。二人共にダイナミックで躍動感のあるフォームで、国際試合では一番通用しそうな感じがしました。
8つの国と地域の中からアジアナンバーワンを目指す上で、日本の野球のどのような強みを表現していきたいですか?
緻密な完成度の高いスモールベースボールを目指したいと思います。どこからでも、いろんな形で攻撃のできるチームにしたいと思います。その為には足の速い選手を選びたいと思います。