「第27回ハーレムベースボールウィーク」に出場する侍ジャパン大学代表(善波達也監督)は、6月20日(金)~6月22日(日)に神奈川県平塚市で選考合宿を行い、侍ジャパン大学代表選手24名を決定しました。
第27回ハーレムベースボールウィーク 侍ジャパン大学代表メンバー
第27回ハーレムベースボールウィーク
記者会見一問一答
善波達也監督
――今回の選考基準について
投手に関しては、速いストレートを投げられるに越したことはないが、特に「縦への速い変化球」を持っているかを意識しました。捕手については肩やリード、特に好投手が揃う日本代表の中でいかに引っ張っていけるか。野手についてはしっかりバットを振れる、足が使える、ポジションが複数守れる、などの基準から選考しました。
――福田周平選手(明治大)をキャプテンに任命した理由は?
とても元気があって、統率力のある選手です。3週間という限られた期間でチームをまとめる力があり、適任と判断しました。
――24人の選手を選出するにあたり、最も悩んだことは?
有原航平投手(早稲田大)、田中英祐投手(京大)、七原優介投手(名大)など力のある投手が今回選外になりましたが、正直選考の中では色々な意見が出ました。最終的には、ハーレムベースボールウィークを戦う上でこの24選手が最もバランスがとれていると判断しました。
――投手陣の起用方法については?
投手9名のうち、左の先発が山﨑福也投手(明治大)、浜田智博投手(九州産業大)、濱口遥大投手(神奈川大)から2名、右の先発が吉田侑樹投手(東海大)、熊原健人投手(仙台大)、田中正義投手(創価大)から2名、抑えが加藤拓也投手(慶應義塾大)、山﨑康晃投手(亜細亜大)、田中大輝投手(國學院大)からと考えています。
――野手陣については攻撃重視か野手重視か?
できるだけ攻撃重視で考えています。守れない野手は選出していないので、できるだけ得点をとれるオーダーを組みたいと思っています。
――日本の野球をどのように表現するか?
現在ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が大活躍しているが、日本チームとして「大学生にもこんなに素晴らしい投手がいる」と思わせたいです。野手は外国に比べてパワーで劣るかもしれないが、技を使った野球で100%勝利を目指します。
福田周平選手(明治大)
――選出にあたっての率直な感想と意気込み
とても新鮮な気持ちで、この侍ジャパンのユニフォームに袖を通して気が引き締まりました。体の大きい選手が多い対戦相手に対しても元気ハツラツプレーすることで日本らしさを表現していきたいです。
中村奨吾選手(早稲田大)
――選出にあたっての率直な感想と意気込み
感謝の気持でいっぱいです。100%勝利を目指す中で、外国チームから何かを学び取りたいと思います。
山﨑康晃投手(亜細亜大)
――選出にあたっての率直な感想と意気込み
日の丸のユニフォームに袖を通す上で、持っている力を100%出して頑張りたいと思います。日本代表としての自覚と責任が問われると思うので、しっかりと責任を果たしたいと思います。外国の選手に自分がどこまで通用するか、練習してきたものを出していきたいです。