9月16日から台湾・台中市で開催される第27回BFAアジア選手権に出場する「侍ジャパン社会人代表」の監督、コーチ陣が発表された。監督は、柳川商業高校(柳川高)から東海大学に進学し、社会人野球の名門・ホンダでも活躍後、監督として都市対抗野球優勝も経験した安藤強氏(本田技研工業)が就任。またコーチングスタッフとして、“ミスター・アマチュア”こと杉浦正則氏(日本生命)、棚橋祐司氏(王子)、中島彰一氏(新日鐵住金)という陣容になった。
今回、コーチとしては初の日本代表入りとなる杉浦氏は、バルセロナ、アトランタ、シドニーと、オリンピックで3度日の丸を背負い、バルセロナで銅メダル、アトランタでは銀メダル、プロとの混成チームで臨んだシドニーでは4位の成績。オリンピックで杉浦氏が挙げた通算5勝は、野球におけるオリンピック記録。その豊富な国際大会経験で、チームを指導していく。現在、日本は今大会5連覇中。台湾、韓国、中国、フィリピンなど、アジアの強豪国を相手に6連覇という偉業を果たすべく、侍ジャパン社会人代表が動き始めた。