29日(月)、「第5回 WBSC U-12 ワールドカップ」のオープニングラウンド第4戦が台湾・台南市にて行われ、侍ジャパンU-12代表は大会初出場のフィジーと対戦。30対0の4回コールドで開幕4連勝を飾り、スーパーラウンド進出を決めた。
これまでの3試合からオーダーを大幅に変更した侍ジャパンU-12代表は、投打で力の差をみせる。まずは1回、1番に入った坂本慎太郎(松戸柏リトルリーグ)がヒットで出塁すると、一死から3番・生田目博之介(越谷リトル)がライトへツーランホームラン。その後もフィジー先発・TAMATA S.を攻め立て、6本の長打と犠牲フライなど打者一巡の猛攻で初回から一挙9点を先制する。
2回は鈴木拓斗(兵庫神戸ボーイズ)のホームランを含む6安打で8点を加えさらに突き放す。3回には鈴木拓斗が2打席連続ホームランを放つなど打者16人で13点を追加し、出場全打者が打点をあげ23安打30得点でフィジーを圧倒した。
投手陣は、先発の泉祐成(広島廿日市ボーイズ)が初回にヒットを許すも、2回は三者連続三振を奪う好投。3回からマウンドにあがった三宅巧人(武蔵府中リトルリーグ)は四死球とエラーで満塁のピンチを背負うが、続く打者を内野ゴロ、ファウルフライに打ち取りゼロに抑えた。
4回の高畑知季(兵庫波賀リトルリーグ)もヒットで走者を出すが後続を断ち試合終了。大会規定により4回コールドで大勝した。
無傷の4連勝でスーパーラウンド進出が決定した侍ジャパンU-12代表。オープニングラウンド5戦全勝での1位通過を目指し、明日30日(火)日本時間15時00分より、オープニングラウンド第5戦を南アフリカと対戦する。
第5回 WBSC U-12 ワールドカップ
大会期間
2019年7月26日~8月4日
オープニングラウンド
7月26日(金)11:00 チェコ 0 - 21 日本
7月27日(土)15:00 日本 6 - 0 キューバ
7月28日(日)19:30 チャイニーズ・タイペイ 4 - 7 日本
7月29日(月)11:00 日本 30 - 0 フィジー
7月30日(火)15:00 日本 15 - 0 南アフリカ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)
スーパーラウンド
8月1日(木)11:00 日本 4 - 1 ベネズエラ
8月3日(土)13:00 日本 8 - 7 韓国
8月3日(土)15:00 日本 3 - 8 メキシコ
決勝
8月4日(日)19:30 日本 0 - 4 チャイニーズ・タイペイ
開催地
台湾 台南市
参加国
グループA
日本、チャイニーズ・タイペイ、キューバ、チェコ、南アフリカ、フィジー
グループB
アメリカ、韓国、メキシコ、オーストラリア、ベネズエラ、イタリア