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チームレポート

韓国戦から一夜明けて稲葉篤紀監督が取材対応 決勝戦に向けて結束力や感謝を語る

2021年8月5日

 8月5日、前日の東京オリンピック準決勝で韓国に5対2と勝利した野球日本代表は、この日休養日。一部の選手が自主練習をし、稲葉篤紀監督は激戦から一夜明けて取材対応した。そこで、あらためて強い結束力や感謝の気持ちなどを語った。

 稲葉監督は韓国戦について、まずは投手陣の奮闘を称えた。
「(山本)由伸は、相手打線がよく対策を練ってきた中で粘り強く投げてくれました。(岩崎)優も難しい場面でしたけど、同点までで抑えてくれましたし、(伊藤)大海も少し重たい空気の中で2イニング自分のピッチングをしてくれました。最後に栗林も3点のリードがあったとはいえ、粘り強い打線をしっかりと抑えてくれました」
 また、打線についても「バントをするところはしっかりバントをして、1点を取りに行くという野球を、みんなが理解して得点圏に走者を進めてくれました」と打線の繋がりを勝因に挙げた。
 試合前の円陣の声出しを最年長である田中将大(楽天)が同級生の坂本勇人(巨人)に促される形で行ったことに関しても「最初は将大のオーラというか存在感が非常に大きかったのですが、勇人がうまく溶け込ませてくれましたし、将大も何とかチームのためにという思いで声をかけてくれています」と話すなど、チームの結束力は「1試合ごとに高まっている」と手応えを明かした。

 決勝戦に向けては「ボランティアやホテル関係者の皆さん、スタッフの方々が我々を何とかレギュラーシーズンと変わらず戦えるようにサポートしてくださっています」と感謝の言葉を並べ、「選手もそう思いながら戦っているので、決勝という意地と意地のぶつかり合いの中で、悔いのないように戦って欲しいです」と語った。

 この日、キャッチボールやランニング、フリー打撃など軽めに1時間半の調整を行った選手や休養に充てた選手たちは、6日(金)に公式練習で最終調整を行い、7日(土)19時から横浜スタジアムで行われるアメリカとの決勝戦に備える。

東京オリンピック

特設サイト
代表選手

大会期間

2021年7月28日~8月7日

オープニングラウンド
7月28日(水)12:00 日本 4 - 3 ドミニカ共和国
7月31日(土)12:00 メキシコ 4 - 7 日本

ノックアウトステージ
2021年8月2日(月)19:00 日本 7 - 6 アメリカ

準決勝
2021年8月4日(水)19:00 日本 5 - 2 韓国

決勝
2021年8月7日(土)19:00 日本 2 - 0 アメリカ

開催球場

福島県営あづま球場
横浜スタジアム

出場する国と地域

グループA
日本、メキシコ、ドミニカ共和国

グループB
韓国、アメリカ、イスラエル

ENEOS 侍ジャパン強化試合

特設サイト
大会概要 チケット 出場選手

試合日程

7月24日(土)12:00 侍ジャパン 3 - 5 東北楽天ゴールデンイーグルス
7月25日(日)18:00 読売ジャイアンツ 0 - 5 侍ジャパン

開催球場

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