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U-12代表が中学名門チームと練習試合 収穫と課題を手にして国内合宿打ち上げ

2022年7月23日

 7月23日、「第6回 WBSC U-12 ワールドカップ」(7月29日から8月7日/台湾・台南市)に出場する侍ジャパンU-12代表が東京都八王子市の明治安田生命グリーンランドで練習試合を行った。

 始動2日目にして国内での直前合宿最終日となったこの日は、中学硬式野球の名門・調布リトルシニアの中学2年生と2試合の練習試合(1試合6イニング制)を実施した。

 まず午前中の結成後初の練習試合は9対10の僅差で敗れた。中盤に大きく点差を開けられたが、終盤に盛り返したところは大きな収穫。井端弘和監督は「最後まで諦めない姿勢を見せてくれました」と話した。また、盗塁に関してはこの日フリー(選手の判断でいつでも走ってOK)としていたが「思った以上に走れる選手がいました」と収穫を挙げた。
 一方で選手のサインミスもあり「日の丸を背負う以上、これから野球を続けていく以上は許されないので、しっかりやってもらいたいです」と課題を挙げた。

 午後の練習試合は8対14。この試合も最終6回に7点を奪うなど終盤に粘りを見せた。
 そして、その後には内外野の連携をノックで確認。「防げるミスは防いでいかないといけないので」と井端監督が話したように少ない時間で最大限の課題解消に努めた。

 井端監督は2試合を終え「2アウトから強いですね。チームの全体像は見えましたし、能力も把握できました。みんなサッサッと動いてくれるので、煮詰めていければ良いチームになると思います」と手応えを明かした。

 直前合宿をこの日で打ち上げ、24日は決戦の地である台湾に向かう。その後は3日間の隔離期間を経て、28日に公式練習を行い、29日の開幕戦(対ドミニカ共和国)に備える予定となっている。

選手コメント

増井秀隼(瀬戸リトルシニア)

「みんな緊張していてチームワークはまだまだでした。コミュニケーションを取ったり声を出したりして、みんなが自分の力を出せるようになれればと思います。(捕手として)投手の特徴が分かったのは収穫でした。グラブを磨いたり、きちんと道具を整理したり、やるべきことをやっていきたいです」

第6回 WBSC U-12 ワールドカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2022年7月29日~8月7日

オープニングラウンド
7月30日(土)15:30 日本 6 - 21 アメリカ
7月31日(日)15:30 韓国 3 - 1 日本
8月1日(月)11:30 日本 15 - 0 チェコ
8月3日(水)15:30 ドミニカ共和国 5 - 2 日本

プレイスメントラウンド
8月4日(木)11:30 パナマ 0 - 5 日本
8月5日(金)15:30 日本 14 - 0 南アフリカ
8月6日(土)11:30 日本 - イタリア

決勝・3位決定戦
8月7日(日)
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

開催地

台湾(台南)

出場する国と地域

グループA
チャイニーズ・タイペイ、メキシコ、ベネズエラ、パナマ、イタリア、南アフリカ
グループB
日本、韓国、アメリカ、ドミニカ共和国、チェコ

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ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12

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