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試合レポート

侍ジャパンU-18代表が大学代表に敗戦 3、4番に座った髙山裕次郎、石塚裕惺の二遊間が攻守で存在感

2024年8月28日

 8月28日、ほっともっとフィールド神戸で「侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表」が開催された。第13回 BFA U18アジア選手権(9月2日から8日/台湾)を控える侍ジャパンU-18代表にとって、大会前最後の実戦は格上の侍ジャパン大学代表となった。

 選手たちは14時頃に球場入り。雨天のため室内練習場で調整したのち、18時から試合に臨んだ。試合前にはファーストピッチセレモニーを実施。7月の「カーネクスト presents 第9回WBSC女子野球ワールドカップ」で7連覇を果たした侍ジャパン女子日本代表の中島梨紗監督と、同大会でMVP・首位打者・ベストナイン(外野手)に輝いた白石美優選手(大阪体育大学)が登場し、場内を盛り上げた。
 U-18代表の先発マウンドを託されたのは、第106回全国高等学校野球選手権大会で優勝投手となった中崎琉生(京都国際)。1回表、1死から四球で走者を出すも、今秋ドラフト候補にも挙がる3番・西川史礁(青山学院大)、4番・渡部聖弥(大阪商業大)の強打者二人を抑えた。2回は8番・印出太一(早稲田大)にタイムリーを浴び先制点を献上。3回は再び上位打線を0に抑え、3回1失点とまずまずの投球を披露した。
 一方、2~5番をこれまでの練習試合からテコ入れしたU-18代表の打線は1回裏、2死から3番・髙山裕次郎(健大高崎)が大学代表先発・中村優斗(愛知工業大)の150キロ台直球をセンターに弾き返したが、続く4番・石塚裕惺(花咲徳栄)は凡退し無得点。1点を追う3回裏、2死満塁で打席に立った石塚が押し出し四球を選び同点に追いついた。

 同点の5回表、大学代表が西川と渡部の連続タイムリーで3点を勝ち越し。U-18代表はこの回、一塁手・宇野真仁朗(早稲田実)と捕手・熊谷俊乃介(関東第一)の失策が失点につながり、守備面の課題を残すイニングとなった。
 6回以降も攻撃の手を緩めず、終わってみれば14安打7得点と打線が機能した大学代表が7対1で勝利。U-18代表は8回にドラフト上位候補の好投手・篠木健太郎(法政大)から髙山、石塚の連打で2死二、三塁の好機をつくるなど食らいついたが、4回以降は本塁が遠かった。
 小倉全由監督は試合後、「スピードとともにコントロールの良いボールを見せてもらえたので、それをプラスにしたいと思います」とコメント。アジア選手権での戦いを前に、敗戦の中でも収穫を得た様子だった。

 2日連続となる大学生との実戦で経験を積んだ侍ジャパンU-18代表。8月29日はオフで、30日に国内最後の練習を行う予定となっている。

監督・選手コメント

侍ジャパンU-18代表・小倉全由監督

「(今日出た課題は)投手は先頭打者を出さないことですよね。今日も先頭打者を出してそれが得点につながっている。あとはストライク、ボールが大学生の投手と比べるとはっきりしている。そういうところをもう一度徹底させたい。野手は大きいのはなかなか出ないので、センター方向中心に、最短でボールに向かってバットを出すバッティングをしないと打てない。(アジア選手権に向けた意気込み)台湾、韓国にはスピードボールを投げる投手がたくさんいるということなので、力のあるボールに負けないバッティングをして、足を絡めながら攻撃したい」

中崎琉生(京都国際)

「甲子園決勝から4日空いて、疲労感はあまりないです。高いレベルの選手たちと一緒にプレーさせていただいて、『やらないといけない』という使命感で毎日動けています。(先発し3回1失点)初回の立ち上がりを0で抑えることを意識した中でのマウンドで、初回は0で抑えられたのですが、2回に連打を食らって1失点してしまったのが悔しいです」

髙山裕次郎(健大高崎)

「(チーム唯一の複数安打)大学生の方々は速い球を投げてきたのですが、それに対してひるむのではなく自分から打ちにいく姿勢を見せられたと思います。うしろに良いバッターがいて、自分はチームのためになんとか一本出してつなげていければという思いで打席に立ったので、そこはよかったです」

侍ジャパン大学代表・堀井哲也監督

「昨日映像を見させてもらって、力のある選手が多いと感じていた。体つきも私のイメージする高校生と思えないくらいのしっかりとした体つきをしていていました。結果としては点差が離れましたが、中盤まではどっちに転ぶか分からないようなゲームで、非常に緊張感を持って戦うことができました」

中村優斗(愛知工業大)

「自分自身、貴重な良い経験になりました。少しでも(U-18代表の)力になれればという思いで投げました。(先発し1回無失点)1イニングを絶対に無失点で抑えるという気持ちでいたのでよかったです」

西川史礁(青山学院大)

「(2安打2打点と活躍)甘く入ったまっすぐを打って結果が出たことがよかったかなと思います。全打席、自分のフルスイングを貫けました。結果は4打数2安打でしたけど、すべて良い当たりで飛ばすことができたので、アウトの内容も今日の試合はよかったです」

第13回 BFA U18アジア選手権

大会概要出場選手

大会期間

2024年9月2日~9月8日

オープニングラウンド(グループB)
2024年9月2日(月)14:30 日本 19 - 0 香港
2024年9月3日(火)14:30 スリランカ 1 - 20 日本
2024年9月4日(水)19:30 日本 13 - 0 フィリピン
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

スーパーラウンド
2024年9月6日(金)19:30 日本 1 - 0 チャイニーズ・タイペイ
2024年9月7日(土)19:30 日本 0 - 1 韓国

3位決定戦・決勝
2024年9月8日(日)19:30 日本 1 - 6 チャイニーズ・タイペイ

開催地

台湾(台北、桃園)

出場する国と地域

グループA
韓国、チャイニーズ・タイペイ、パキスタン、タイ
グループB
日本、フィリピン、香港、スリランカ

侍ジャパンU-18壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表

特設サイト出場選手チケット

試合日程

2024年8月28日(水)18:00
高校日本代表 1 - 7 大学日本代表

開催球場

ほっともっとフィールド神戸

出場チーム

高校日本代表、大学日本代表

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