花本穂乃佳や木村睦実のタイムリーなどで見せ場を作るも日本一の強豪・エイジェックに敗戦 | 女子 | チームレポート | 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

メニュー

日本語 English

チームレポート

花本穂乃佳や木村睦実のタイムリーなどで見せ場を作るも日本一の強豪・エイジェックに敗戦

2025年10月23日

 10月23日、「第4回 BFA 女子野球アジアカップ」(10月26日~11月2日まで中国・杭州)に出場する侍ジャパン女子代表の直前合宿の3日目が長嶋茂雄記念岩名球場で行われた。

 この日は、15日まで行われた全日本女子硬式野球選手権で3年ぶり3回目の優勝を果たしたエイジェックと特別ルールで対戦。中島梨紗監督が「失敗してもいいからどんどん積極的にと言ってきた中でいろんなことはできました」と振り返ったように、バントなど様々なサインを出しながら格上の強豪に立ち向かった。
 先発のマウンドに上がった佐藤美咲(IPU環太平洋大)は長身からキレの良い投球を投じ、先頭打者に安打を許したのみの2回無失点に抑えた。
 3回は平山楓梨(仙台大)が長打から1点を失ったが、その裏に反撃。畑中ゆりあ(大阪体育大)の安打と盗塁、漢人茉彩(福井工業大)のバント安打でチャンスを作り、1番を任された花本穂乃佳(日本大国際関係学部)が三遊間を破るタイムリーを放って同点に追いついた。

 5回は近藤優羽(尚美学園大)が全日本女子硬式野球選手権MVPの大野七海にライトオーバーの二塁打を打たれるなどエイジェックの強力打線に捕まってしまい、代わった内野手登録の脇坂仁南(至学館大)も勢いを止められず7点のビッグイニングを作られた。
 それでも、6回に再登板した近藤は「1イニング目はコントロールが荒れて引きずってしまったのですが、今日のベストを出そうと切り替えました」と三者凡退に抑えた。
 そしてその裏には再び反撃。先月行われた強化合宿でのオーストラリアエリートチーム戦で本塁打を放った木村睦実(大阪体育大)がセンターオーバーの二塁打を放って、2点を返した。
 7イニング制で3対8と敗れたが、見せ場は作った。
 また、無死一、二塁から再開される延長タイブレーク練習を直後に2イニング実施。そこでは生内アンジェリカ幸(IPU環太平洋大)がしぶとくライト前に落とすタイムリーや花本のこの日2本目のタイムリー、柏崎咲和(大阪体育大)が7回に続いて無失点に抑えるなど、各選手が持ち味を発揮する場面が見られた。

 中島監督は「打てなかったから勝てないということにしたくない」と複数回のバントの失敗、走塁死など課題が残った試合を振り返りつつも、「大会中も一日一日成長して決勝に向けて良いチームを作りたいです」と若い選手たちの成長に期待を込めた。

 24日には大会が行われる中国・杭州へ移動。25日の公式練習を経て26日の開幕戦(対スリランカ/日本時間10時試合開始予定)に臨む。

選手コメント

花本穂乃佳(日本大国際関係学部)

「(2本のタイムリーを放つも)低い打球を意識して練習していこうと言われていたのに、今日はフライアウトでの凡退が多くて反省です。しっかりライナー性の打球を多くしていきたいです。(チームとして)まだ盛り上がっている場面と盛り上がっていない場面があったのですが、走者がいない場面でもベンチワークをしっかりしていきたいです」

木村睦実(大阪体育大)

「中国に行く前の最後の試合で、良い感じで打てたのでこの調子を崩さずにやっていきたいです。チームワークはもっとできると思います。チームが勝つことだけを考えて優勝を目指してやっていきたいです」

佐藤美咲(IPU環太平洋大)

「立ち上がりが悪かったのですが捕手にも助けられ、周りも見渡して落ち着いて投球できるよう頑張りました。状態も少しずつ上がっていると思います。自分の仕事をしっかりして、みんなにも守ってもらいながら勝利に貢献できるよう頑張ります」

柏崎咲和(大阪体育大)

「(タイブレーク1回を含む2回無失点)全日本選手権が終わってからノースローの日も作ってここに向けて調整してきたので、それが結果に繋がりました。国際大会は初めてですが、3連覇してきた先輩たちの結果を受け継いで、4連覇できるよう代表としての責任と自覚を持って全員で取り組んでいきます」

第4回 BFA 女子野球アジアカップ

大会概要 出場選手

大会期間

2025年10月26日~11月2日

オープニングラウンド(グループB)
10月26日(日)10:00 スリランカ - 日本
10月27日(月)16:00 日本 - フィリピン
10月28日(火)16:00 韓国 - 日本
10月30日(木)16:00 日本 - インドネシア
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

スーパーラウンド
10月31日~11月1日
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

決勝・3位決定戦
11月2日
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)

開催地

中国(杭州)

出場する国と地域

グループA
チャイニーズ・タイペイ、香港、中国、インド、タイ
グループB
日本、韓国、フィリピン、インドネシア、スリランカ

ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国 チケット好評発売中
侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs 韓国 代表選手名・背番号入りユニホーム 受注販売開始!

PARTNERS

DIAMOND PARTNERS

  • 日本通運
  • MUFG

OFFICIAL TITLE PARTNER

  • ラグザス株式会社

OFFICIAL PARTNERS

  • JTB
  • KONAMI
  • 興和株式会社
  • 花王 SUCCESS
  • JAPAN AIRLINES
  • コカ・コーラ

SUPPORTING PARTNERS

  • LAWSONticket
  • UNIQLO
  • mizuno