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「ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ2017」侍ジャパン選手紹介 捕手編

2017年11月8日

 日本代表を強烈なリーダーシップでけん引した城島健司(元福岡ソフトバンク他)、里崎智也(元千葉ロッテ)、阿部慎之助(巨人)のような、絶対的な捕手は残念ながら現在の球界には見当たらない。過去2年では今春の2017WBCで全試合に先発マスクをかぶった小林誠司(読売)が2年連続で規定打席に達しただけで、あとは今季の中村悠平(東京ヤクルト)のみ。パ・リーグには1人もおらず、稲葉篤紀監督も“3年後の正捕手候補”に関しては「3年間をかけてじっくりと見ていきたい」としている。

 ただし、今大会で招集された甲斐拓也(福岡ソフトバンク)、田村龍弘(千葉ロッテ)は、小林、中村に準ずる働きを見せた2人で指揮官も期待を口にする。

守の甲斐&若月、バランスのとれた田村

 オーバーエイジ(OA)での選出の甲斐は、2011年の育成ドラフト6位で入団し、2013年オフに支配下登録を勝ち取った努力の人。支配下4年目の今季、開幕一軍をつかむと、レギュラーシーズンではチーム最多の80試合で先発マスクを被るなど2年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献したばかりか、日本シリーズでもチームを下支えし、横浜DeNAを下して日本一に導いた。高い守備力には定評があり、二塁送球1秒7秒台の強肩と、確かな送球技術で何度もピンチの芽を摘み、福岡ソフトバンク投手陣からの信頼も厚い。巧みなリードは毎日欠かさない打者データの分析に裏付けされ、洞察力も鋭い。打撃面には課題が残るが、バットを短く持ち重心を低く構える独特の打撃フォームから、今季は初本塁打もマーク。意外性はある。

 田村は2016年シーズンのベストナイン捕手。光星学院高時代から強打でならし、プロ入り後は右打ちの意識を高めるなど、打撃スタイルこそ変わったものの、2016年6月に打率4割を記録して月間MVPに輝くなどバッティングセンスは非凡。高校3年時には第25回AAA世界野球選手権大会の日本代表に選出され、3割を超える高打率をマークするなど、国際経験もある。守備面ではかつての名捕手・伊東勤監督(今季限りで退任)のもとで学び、2015年にはリーグトップの盗塁阻止率.429を記録するなど、強肩が魅力だ。

 オリックスの若月健矢は高卒プロ3年目だった2016年途中から出場機会を増やし、今季は開幕スタメンマスクを勝ち取った成長株。二塁送球が1秒9を切る強肩と、スローイングにも安定感があり、守備能力が高い。打者の反応をよく見ており、データに頼り切らないリード面の評価も高く、国際大会では武器となりそうだ。2013年には高校日本代表に選出され、18U野球ワールドカップ(現WBSC U-18ワールドカップ)準優勝を経験し、プロ1年目の2014年にはU-21日本代表に選出されるなど国際経験も豊富だ。

ポリバレントな近藤

 北海道日本ハムの近藤健介は、椎間板ヘルニアの影響で今季は57試合の出場にとどまったが、開幕から50試合を超えて4割超の打率を維持するなど、天才的な打撃はチームの先輩である稲葉監督も太鼓判を押すほど。登録は捕手だが、北海道日本ハムでは外野、一塁、捕手とさまざまなポジションに就いており、ポリバレントな才能は侍ジャパンでも重宝されそう。とはいえ守備の便利屋として起用されるのではなく、外野、もしくはDHで打力を生かすことになりそう。堂々のクリーンアップ候補の1人であり、打線のキーマンになるだろう。

 捕手は経験がものをいうポジションだ。短期決戦の国際大会ではなおさら。稲葉監督の発言にもあるように、今大会を含め、今後も注視されるポジションであることは間違いない。

ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ2017

大会概要 チケット  出場選手 放送予定

大会期間

2017年11月16日~11月19日

予選
11月16日(木)19:00 日本 8 - 7 韓国
11月17日(金)19:00 韓国 1 - 0 チャイニーズ・タイペイ
11月18日(土)18:30 チャイニーズ・タイペイ 2 - 8 日本

決勝
11月19日(日)18:00 日本 7 - 0 韓国

開催球場

東京ドーム

出場チーム

チャイニーズ・タイペイ代表、韓国代表、日本代表

侍ジャパン選手紹介

2017年11月6日 先発投手編
2017年11月7日 中継ぎ・抑え投手編
2017年11月8日 捕手編
2017年11月9日 内野手編
2017年11月10日 外野手編

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