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試合レポート

松本・甲斐野が無失点の好投 1点を守りきり2戦連続の完封勝利

2018年7月14日

 7月14日、オランダ・ハールレムで開催されている「第29回 ハーレムベースボールウィーク2018」の予選ラウンド第2戦が行われ、侍ジャパン大学代表はチャイニーズ・タイペイと対戦。連日の接戦となったが1点を守りきり1対0で勝利。開幕2連勝を飾った。

 先日の「第42回 日米大学野球選手権大会」で最優秀投手賞を獲得した松本航(日本体育大)が先発した第2戦。序盤から直球を武器にアウトを重ね、危なげない投球を披露。5回、7番HUANG.C.Wにライトへの二塁打を打たれ得点圏の走者を許すも、素早いけん制でアウトを奪いピンチを脱した。

 打線は序盤、チャイニーズ・タイペイ先発のサイドスロー・WU.S.Fの投球に苦しむも、4回、佐藤都志也(東洋大)がライトへの二塁打で一死2塁のチャンスを作る。けん制悪送球で進塁、4番・頓宮裕真(亜細亜大)がセンター前へヒットを放ち、鮮やかに1点を先制した。
 その後もヒットを放ち得点圏に走者を進めるが、追加点を奪えない侍ジャパン大学代表。この日は佐藤都志也の3安打など計10安打を放つも、けん制アウトも3つあり得点に結び付かず、1点を守る戦いとなった。

 先制点をもらった松本は7回を投げ4安打無失点9奪三振の好投。8回からマウンドにあがった甲斐野央(東洋大)は5者連続三振を奪うなどパーフェクトリリーフをみせた。最後は内野フライを甲斐野がしっかり掴み試合終了。打線に課題は残るものの、4回の1点を守りきり接戦をものにした。

 2戦連続の完封勝利で開幕2連勝を飾った侍ジャパン大学代表。次戦は日本時間16日(月)午前2時より、キューバと対戦する。

第29回 ハーレムベースボールウィーク

大会概要 出場選手

大会期間

2018年7月13日~7月22日

7月13日(金)21:00 日本 1 - 0 イタリア
7月14日(土)18:00 チャイニーズ・タイペイ 0 - 1 日本
7月16日(月)2:00 キューバ 1 - 7 日本
7月17日(火)2:00 日本 6 - 1 ドイツ
7月19日(木)2:00 オランダ 3 - 5 日本
7月20日(金)22:00 日本 8 - 1 チャイニーズ・タイペイ
7月22日(日)21:00 日本 5 - 0 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(オランダ:時差-7時間)

開催地

オランダ(ハーレム)

出場する国と地域

日本、キューバ、チャイニーズ・タイペイ、オランダ、イタリア、ドイツ

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