7月15日(日本時間16日)、侍ジャパン大学代表が、オランダ・ハールレムで開催されている「第29回 ハーレムベースボールウィーク2018」の予選ラウンド第3戦、キューバ戦に臨んだ。序盤から効果的に得点を重ね、7対1で勝利。開幕3連勝を飾った。

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
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これまで接戦を続けてきた侍ジャパン大学代表だが、この日は投打が噛み合い理想的な試合運びとなった。
2回、二死から米満凪(奈良学園大)が内野安打で出塁すると、海野隆司(東海大)が四球を選び1、2塁に。ここで米満だけが三塁へ盗塁し1、3塁の形を作り、今度は海野が盗塁。捕手の二塁送球の間に米満がホームを陥れ、ダブルスチールで先制。続く児玉亮涼(九州産業大)もライト前へタイムリーを放ち、この回2点を先制する。
先発の小島和哉(早稲田大)は初回、2回を無失点で切り抜ける。ところが3回、四球と内野ゴロエラーで一死2、3塁のピンチを迎えると、3番JHONSONにレフト前へ運ばれ1点を失う。続くCEDENOがレフトへフライを放つが、素早い送球で三塁走者のタッチアップをホームで刺し、同点のピンチを脱した。
これで勢いに乗った侍ジャパン大学代表は、4回に海野のタイムリー、5回に伊藤裕季也(立正大)のタイムリー二塁打で1点ずつ加え、8回には海野がレフトへダメ押しの2ランを放ち、試合を決めた。
投手陣は、4回から清水昇(國學院大)がマウンドにあがり2回を無失点に抑える。その後も1イニングずつの継投でキューバ打線に得点を許さない。最後は甲斐野央(東洋大)がきっちり3人で締めて試合終了。効果的に得点を重ねた打線に投手力も光り、7対1で勝利し開幕から3連勝となった。
参加6チーム中、唯一全勝中の侍ジャパン大学代表。次戦は日本時間17日(火)午前2時より、ドイツと対戦する。
第29回 ハーレムベースボールウィーク
大会期間
2018年7月13日~7月22日
7月13日(金)21:00 日本 1 - 0 イタリア
7月14日(土)18:00 チャイニーズ・タイペイ 0 - 1 日本
7月16日(月)2:00 キューバ 1 - 7 日本
7月17日(火)2:00 日本 6 - 1 ドイツ
7月19日(木)2:00 オランダ 3 - 5 日本
7月20日(金)22:00 日本 8 - 1 チャイニーズ・タイペイ
7月22日(日)21:00 日本 5 - 0 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(オランダ:時差-7時間)
開催地
オランダ(ハーレム)
出場する国と地域
日本、キューバ、チャイニーズ・タイペイ、オランダ、イタリア、ドイツ