8月4日、侍ジャパンU-15代表が第4回WBSC U-15ワールドカップ(8月10日開幕/パナマ)に向けての直前合宿を開始した。7月14日から16日に行われた強化合宿以来の再招集となったこの日は、16時から神奈川県川崎市の読売ジャイアンツ球場で約3時間半の練習を行った。
前回の練習から3週間の間隔はあったものの、主将の池田陵真(忠岡ボーイズ)が「清水(隆行)監督から、意識を置くように言われたセンター中心の打撃を再確認してきました」と語るように、各自が出された課題をこの期間に取り組んで練習に合流。
池田らボーイズリーグの全国大会に前日まで出場し関西から移動してきた選手や、この日の昼に神宮球場で行われたリトルシニア日本選手権準決勝に途中まで出場していた木本圭一(静岡裾野リトルシニア)も疲れの色を一切見せずにハツラツとした動きを見せた。
時間割いたのはバントシフト、牽制など投内連携やシートノックなど守備面。さらに日没後は、W杯でのナイター開催(オープニングラウンドでは5試合中3試合)に備えてのシート打撃やサインの確認(捕手のサインが投手から見えるかどうか)など時間を有効に、入念に使って調整を進めた。
5日は13時から練習を行い、国内合宿を切り上げる予定となっている。
監督・選手コメント
清水隆行監督
「それぞれがしっかり準備をしてきてくれたので明日以降はもっと良い状態になっていくと思います。すべてにおいて確認をして良い準備をしていきたいです」
小畠一心(オール住之江ヤング)
「(この日の練習前に清水監督から副将就任の打診を受けて)急なことでしたが何でもできる準備をしていました。(ナイターの練習は)慣れていませんが、いつも通りできました。(大会に向けて)個人的にはホームランを打てれば最高ですが、それよりも世界一を獲りたいです」
花田旭(西淀ボーイズ)
「チームがすごく良い雰囲気なのでしっかり結果を出していきたいですし、個人としても調子を上げていきたいです。(大会に向けて)代表20人全員で世界一を獲りに行きたいです」
第4回 WBSC U-15 ワールドカップ
大会期間
2018年8月10日~8月19日
オープニングラウンド
8月11日(土)0:00 日本 4 - 2 オーストラリア
8月12日(日)0:00 オランダ 1 - 11 日本
8月13日(月)8:00 日本 7 - 9 キューバ
8月14日(火)8:00 ドミニカ共和国 7 - 13 日本
8月15日(水)8:00 日本 20 - 0 南アフリカ
※開始時刻は日本時間(パナマ:時差-14時間)
スーパーラウンド
8月17日(金)0:00 日本 5 - 2 チャイニーズ・タイペイ
8月18日(土)8:00 パナマ 7 - 3 日本
8月19日(日)4:00 アメリカ 8 - 2 日本
※開始時刻は日本時間(パナマ:時差-14時間)
3位決定戦
2018年8月21日(月)3:00 日本 3 - 6 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(パナマ:時差-14時間)
開催地
パナマ
出場する国と地域
グループA
パナマ、アメリカ、チャイニーズ・タイペイ、ブラジル、ドイツ、中国
グループB
日本、キューバ、オーストラリア、オランダ、ドミニカ共和国、南アフリカ