27日(土)、「第5回 WBSC U-12 ワールドカップ」のオープニングラウンド第2戦が台湾・台南市にて行われ、侍ジャパンU-12代表はキューバと対戦。6対0で勝利し開幕2連勝を飾った。
初回、前日のチェコ戦で3安打の活躍をみせた赤澤琉偉(八尾中央ボーイズ)がこの試合もヒットで出塁すると、二死2塁から4番・髙橋昇聖(北上ゴブリンズ)がレフト頭上を越えるタイムリーツーベース。仁志監督が「予選ラウンドのライバル」と位置付けるキューバを相手に幸先よく先制した。
先発の生田目博之介(越谷リトル)は初回を打者3人で片付けるも、2回に無死から連打でピンチを招く。しかし続く打者をセンターフライ、空振り三振に抑え、8番・MONTALVOの右中間への打球は赤澤がランニングキャッチで好捕し流れを渡さなかった。
打線は3回に押し出しのデッドボールで追加点をあげると、4回にもワイルドピッチと内野ゴロの間にホームイン。相手ミスに小技と足を絡め、効率的に得点を重ねていく。5回は無死1・3塁から髙橋昇聖の内野ゴロで1点追加、さらに今井蓮(大阪八尾ボーイズ)と林京乃佑(東京城南ボーイズ)の連打でダメ押しの追加点をあげた。
先発・生田目からバトンを受けた青木朔真(筑後ボーイズ)はこの日最速115km/hの直球を武器に打者6人と対戦し、無安打3奪三振の好投。4回途中からは髙橋昇聖がマウンドにあがり、1人の走者も許さず完璧に抑えた。そして最終回は林京乃佑が登板し、先頭打者にヒットを許すも後続を断ち試合終了。完封リレーでキューバに勝利し、オープニングラウンド2連勝となった。
難敵相手に快勝し次戦へ弾みをつけた日本。第3戦は明日28日(日)、日本時間19時30分より、3大会連続準優勝中の地元チャイニーズ・タイペイと対戦する。
第5回 WBSC U-12 ワールドカップ
大会期間
2019年7月26日~8月4日
オープニングラウンド
7月26日(金)11:00 チェコ 0 - 21 日本
7月27日(土)15:00 日本 6 - 0 キューバ
7月28日(日)19:30 チャイニーズ・タイペイ 4 - 7 日本
7月29日(月)11:00 日本 30 - 0 フィジー
7月30日(火)15:00 日本 15 - 0 南アフリカ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)
スーパーラウンド
8月1日(木)11:00 日本 4 - 1 ベネズエラ
8月3日(土)13:00 日本 8 - 7 韓国
8月3日(土)15:00 日本 3 - 8 メキシコ
決勝
8月4日(日)19:30 日本 0 - 4 チャイニーズ・タイペイ
開催地
台湾 台南市
参加国
グループA
日本、チャイニーズ・タイペイ、キューバ、チェコ、南アフリカ、フィジー
グループB
アメリカ、韓国、メキシコ、オーストラリア、ベネズエラ、イタリア