12月26日、侍ジャパントップチームの井端弘和監督が取材に対応。「2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™」(以下、WBC)に出場予定の選手を一部発表した。

井端監督の口から発表されたのは、松井裕樹(パドレス)、伊藤大海(日本ハム)、大勢(巨人)、大谷翔平(ドジャース)、菊池雄星(エンゼルス)、種市篤暉(ロッテ)、平良海馬(西武)、石井大智(阪神)の8選手だ。全員が投手で、井端監督が報道陣の質問に回答した。
未発表の投手と野手については「他の選手はMLB から返答があってからですね。1月中旬くらいには(発表できたら)と思っています」と語った。
MLBからは松井、大谷、菊池の3人。井端監督は「力ある選手たちなので、その力を十分に発揮してもらえればと思います」とした上で、「中心となっていく可能性」について尋ねられた際には「(中心となるのはMLB組に限らず)みんなです」「まずは自分の調整をしてもらえればと思います」としながらも、「ルールが完全にMLBのものになったので」と、大会で採用されるピッチクロックなどへの適応の助言役にも期待した。
出場を表明していた大谷に続き、大きな注目が集まったのは意外にも国際大会初出場となる菊池。印象を問われると「球が速くて力もありますし、MLBによってより磨かれたと思いました」と答えた。
全体的な投手起用は「先発を普段している投手は先発か第二先発を考えていますし、中継ぎも投手コーチと相談していきたい」とし、球数制限が65球までとなる1次ラウンドでは「短いイニングで繋いでいく方がいいのかなと思っているので、与えられたイニングを抑えてくれたらと思います」と話した。野手の選考は、村上宗隆(ホワイトソックス)は移籍が決まった日に手続きへ入ったといい、その他の選手は「ある程度は固まっていますが、野手はみんなが決まってから発表しようと思いました」と明かした。
着々とチーム作りが進む侍ジャパン。さらなる発表に期待していきたい。


























