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試合レポート

打線上位を担う松下歩叶、西川史礁、渡部聖弥の活躍でイタリアに快勝し開幕4連勝

2024年7月16日

 7月16日、「第31回 ハーレムベースボールウィーク」(オランダ・ハーレムで7月19日まで)のオープニングラウンド第4戦が行われた。前日の他チームの結果によって、準決勝進出が決まっていた侍ジャパン大学代表は、ここまで1勝2敗のイタリアと対戦。打線が機能して8対2と制し、開幕4連勝を決めた。

 連戦や慣れない生活が続く中ではあるが、昨夜は選手が「メチャクチャ美味しかった」と口を揃えるカツカレーの差し入れで英気を養い、試合に臨んだ。
 この日は準決勝や決勝を見据え「調子の良い選手を確認したかった」と、堀井哲也監督はスタメンや打順を数箇所入れ替えたが、その中で1番に起用された松下歩叶(法政大)が多くの得点に絡んだ。
 まずは初回、松下が死球で出塁すると、1死後に3番の渡部聖弥(大阪商業大)が右中間を破る二塁打を放って、幸先良く先制に成功する。先発のマウンドを任された髙木快大(中京大)は落ち着いてアウトを重ね、3回を1安打無失点無四球に抑えた。
 だが4回から登板した渡邉一生(仙台大)はいきなり死球を与えると、続くロレンソ・モレッシに左中間を破る二塁打を打たれ同点を許すと、その後も内野ゴロの間にモレッシが三塁へ進み、次打者のところでボーク。勝ち越しを許した。

 それでもこの嫌な流れをすぐに打線が変える。松下が1死からレフト前安打で出塁し、続く西川史礁(青山学院大)の場面でランエンドヒットを敢行すると、西川の当たりはセンター前へのライナーに。これに松下が止まること無く駆けていくと、打球はセンター前に落ち、さらに相手中堅手が飛び込むも後逸。松下が一気に生還し同点に追いついた(記録はヒット)。さらにこの後、西川が二塁へ盗塁を決め、渡部のセカンドゴロの間に三塁へ進むと、相手投手の暴投で本塁へ生還。勝ち越しに成功した。
 さらに8回には柳舘憲吾(國學院大)の安打や四死球でチャンスを作ると、連続四死球による押し出しと、松下の走者一掃の三塁打で5点を奪い試合を決めた。
 投手陣は、5回は立て直した渡邉、6回は野口練(近畿大)、7・8回は外丸東眞(慶應義塾大)が無失点で繋いでいくと、9回は髙須大雅(明治大)が締めて試合終了。

 オープニングラウンド最終戦は、日本時間18日午前2時半から、オープニングラウンド1位をかけて開催国のオランダと戦う。

監督・選手コメント

堀井哲也監督

「しっかり守ってリードして折り返せたことが勝因だと思います。投手陣が相手に狙いを絞らせなかったですね。渡部や西川がずっと調子良いので、飯山を含め攻撃の起点となってくれています。松下のダメ押し打も効果的でした。(オランダ戦は)準決勝・決勝を睨みながらになりますが、国際試合である以上大事な一戦なので、両面を見据えながらしっかり戦い抜きたいです」

松下歩叶(法政大)

「まずはノーエラーで終わることができて良かったです。(ダメ押し打は)投手が代わったばかりだったので、ストライクゾーンに来た球を積極的に打とうと思いました。試合に出させてもらっている中で、なかなか打てていなかったので今日こそは打とうと思っていました。球の力が強い投手や独特の間合いの投手が多いので、自分の間合いやスイングを心がけて打席に入っています」

西川史礁(青山学院大)

「ランエンドヒットのサインだったので、ストライクが来たら打とうと思い、上からヘッドを効かせて打つことができ、練習の成果が出せました。盗塁でもチャンスが拡大できて良かったです。(プラハからフル出場が続くが)疲れは無いので休む時に休めているので、自分たちの野球をして勝ちにこだわっていきたいです」

渡部聖弥(大阪商業大)

「カツカレーが原動力になりました(笑)1打席目ということを大切にしているので、良い結果が出て良かったですが、その後の打席は反省です。体が前につっこんでいたので、軸足を回る意識を強めにして、逆方向へ強い打球を打つことができました。(プラハからフル出場が続くが)ケアやストレッチをしっかり毎日やっているので、そこまで疲労が溜まらずにできています」

第31回 ハーレムベースボールウィーク

大会概要 出場選手

大会期間

2024年7月12日~7月19日

オープニングラウンド
2024年7月12日(金)22:30 チャイニーズ・タイペイ(雨天順延)日本
2024年7月13日(土)23:15 アメリカ 5 - 9 日本
2024年7月15日(月)2:30 日本 5 - 4 スペイン
2024年7月15日(月)18:30 チャイニーズ・タイペイ 0 - 2 日本
2024年7月16日(火)22:30 イタリア 2 - 8 日本
2024年7月18日(木)2:30 日本 5 - 1 オランダ
※開始時刻は日本時間(オランダ:時差-7時間)

準決勝
2024年7月18日(木)22:30 日本 8 - 0 チャイニーズ・タイペイ
2024年7月19日(金)2:30 オランダ 1 - 2 アメリカ
※開始時刻は日本時間(オランダ:時差-7時間)

決勝
2024年7月20日(土)2:30 日本 10 - 4 アメリカ
※開始時刻は日本時間(オランダ:時差-7時間)

開催地

オランダ(ハーレム)

出場する国と地域

日本、アメリカ、チャイニーズ・タイペイ、オランダ、イタリア、スペイン

第43回 プラハベースボールウィーク

大会概要 出場選手

大会期間

2024年7月6日~7月9日

グループA
2024年7月6日(土)21:30 ドイツ 3 - 7 日本
2024年7月7日(日)21:30 日本 3 - 2 チャイニーズ・タイペイ
2024年7月9日(火)2:00 日本 9 - 3 チェコ
※開始時刻は日本時間(チェコ:時差-7時間)

決勝
2024年7月10日(水)2:00 日本 5 - 3 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(チェコ:時差-7時間)

開催地

チェコ(プラハ)

出場する国と地域

グループA
日本、チャイニーズ・タイペイ、チェコ、ドイツ
グループB
オーストリア、ギリシャ、ハンガリー、スロバキア、リトアニア

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