1月26日、侍ジャパントップチームの井端弘和監督が富山県富山市で行われた「投げてみよう!打ってみよう!ぶんぶんカップin富山」(主催:ボールシティとやまプロジェクト実行委員会、共催:一般社団法人日本野球機構)にスペシャルゲストとして参加。来年7月にプロ野球オールスターゲームが予定されているなど、さらなる野球振興が期待される同地で多くの子どもたちと触れ合った。
この日の参加者は応募で集まった未就学児(年中・年長)と小学1年生の約110名(午前の部と午後の部に分けて開催)。井端監督は、レクチャー役を務めたジャイアンツアカデミーコーチの西村健太朗さん、黒田響生さん、東ここあさん(読売ジャイアンツ女子チーム)とともに野球の魅力を伝えた。
主に行われたのはBTボール。これは野球(Baseball)やティーボール(Teeballスポーツ)のルールを簡易化したベースボール型スポーツのあそびで、未就学児や小学校低学年の生徒、野球未経験者でも大いに楽しめるもの。今回の参加者も笑顔を弾けさせながら、バットを振り、ダイヤモンドを駆け回り、ボールを追いかけ、めいっぱいの力で投げた。そんな姿を見て井端監督は笑みを浮かべ、時折参加者たちにも声をかけた。また、写真撮影やサインなどのファンサービスにも積極的に応じた。
閉会の挨拶で井端監督は「私の長男は中学1年ですが、親子で一緒に何かをやれるのは小学生くらいまで。なので、その期間を親子でめいっぱい楽しんでもらえたらと思います。その中の1つで野球をやってくれたら嬉しいです」と、参加者の親子に語りかけ、最後は全員で記念撮影をしてイベントを終えた。
井端監督はイベント終了後、報道陣に対応。「ほとんどが野球未経験の子どもたちだったので少しでも野球をしてくれたらいいですね。すごく楽しかったと思うので、こうやって興味を持ってくれれば嬉しいです」と笑顔で話した。
また、NPB球団が近くに無いエリアで行われたことについて尋ねられると「プロ野球は大都市にしかないので、なかなか野球を観に行く機会が少ないと思う。どんどんこうした活動は続けていかないといけません」と意義を答えた。
そして、この日が侍ジャパンのユニホームを着て公の場に出る2025年最初のイベントであったこともあり、「良い準備をする1年にしたいです」と、来年行われる2026 WORLD BASEBALL CLASSIC™を見据えた上での抱負を語った。その上で3月5日と6日に京セラドーム大阪で行われる「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本 vs オランダ」では「プレミア12に出ていた選手には声をかけていないので、それ以外の選手を入れたいと考えています」と構想を明かした。
昨年に引き続きU-15代表監督を兼任することも決まっており、井端監督は2025年も様々な形で野球界を盛り上げるべく精力的に動いていく。
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