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会見レポート

新生侍ジャパン全世代結束式が行われました

2013年11月6日

 6日、野球日本代表『侍ジャパン』の全世代結束式を行いました。結束式では、島田利正JBMC委員長、鈴木義信JBMC副委員長の挨拶にはじまり、侍ジャパンのビジョン、新ユニフォームの紹介が行われ、全世代の監督及び選手が登場しました。

――まずトップチームの小久保監督にうかがいます。今日ご覧の新しいユニフォームに袖を通した印象はいかがでしょうか?

小久保監督:率直に申し上げまして、かっこいいです。おそらく今着ている人は皆感じていると思いますが、新調されたデザインの中にも「JAPAN」というロゴは昔の重みを出している、非常に斬新なユニフォームでかっこいいと思っております。

――今日は全世代が一堂に会している、本当に歴史的なことだと思いますが、これに関してはいかがですか?

小久保監督:私も、当然アマチュア選手という時代があり、夢叶えるために努力しながら、プロ野球選手になりました。しかし、小さい時からこのようなアマチュアとプロが一体となった場面というのは見たことがありませんでした。そういう点では非常に、日本野球界にとって新たな歴史が刻まれた、スタートしたとそのように感じています。

――つづきまして、アマチュア代表の小島監督と15U代表の鹿取監督に伺います。今回はおふたかた共に、トップチームのコーチも務めていらっしゃいますが、まずは小島監督、プロアマ結束について、今の率直な感想をお聞かせください。

小島監督(アマチュア代表):色々なプロジェクトが進められる中で、我々アマチュアとしてWBC、世界のトップへと選手をいかに送っていくかが、今回のプロジェクトの流れだと思っています。各世代のコンセンサスといいますか、こういうものが今から図られることで、強化につながるのではないかなと、非常に期待をしております。

――15U代表の鹿取監督はいかがですか。

鹿取監督(15U代表):我々は一番難しい年代のところを扱っておりますが、この子どもたちに色んなことを教えていって、この年代でやらなきゃいけない基本を教えていって、(世界のトップへ)登りつめてもらいたいと思います。

――今、基本というお話もありましたが、これから2017年、世界一奪還に向けて、アンダー世代に一番期待することはどういうところでしょうか。

小久保監督:野球というスポーツに、まず出会うことができた選手たち。その中で野球を通じてしっかり成長できる、そういうチャンスを得ているということ、それプラス、トップチームと同じ侍ジャパンという称号を背負っての戦いになるわけですから、そこで責任も生まれ、また自信もつくというふうに思います。日本球界の一員である、またそれがゆくゆくはトップチームのメンバーに入るんだという目標持って、頑張ってもらいたいと思います。

――そのトップチームに繋がっていくという意味で、大学代表の善浪監督に伺います。非常に重要な世代であると思いますが、どのように指導育成したいとお考えですか。

善浪監督(大学代表):年代的に、世界一を奪還を目指す2017年に一人でも多く、大学代表から選手を送り込みたいと考えています。特に学生時代に養っておいたほうがいい、世界で通用する闘争心、強い気持ちを持った選手をトップチームに送り込みたいなと思っております。

――続きまして12U代表の前橋監督に伺います。一番底辺を支える存在。元気があって、一番伸び盛りの子どもたちだと思いますが、選手たちに期待するところはどんなところでしょうか。

前橋監督(12U代表):野球を始める小学1年くらいから、みんな甲子園で(活躍したい)という気持ちで、憧れていくと思います。そんな中で、自分が一番選手たちに教えたいことは、辛抱強いというか、我慢ができる、同じことを何度も繰り返してやれるような、そんな強い精神を作りたいと思って、今まで45年間、子どもたちの指導をしてきました。この、今やっている侍ジャパンを見て、本当に子どもたちがすごいなという気持ちになれるよう、是非侍ジャパンに勝ち続けてもらいたいなと、思いますね。

――その意味でいいますと、子どもたちのあこがれはこの選手ではないでしょうか。中田選手、今日は全世代が揃ってますが今どんなお気持ちですか。

中田選手(トップチーム):全世代が世界一を取れるように、トップチームがまず引っ張って先頭を走って行きたいなと思ってます。

――中田選手は今年WBCにも出場されています。世界を経験した先輩から特に12U代表、15U代表の中学生、小学生の選手に一番伝えたいこと、野球のことでも、何でも結構です。どんなことを伝えたいですか。

中田選手(トップチーム):前回のWBCに出させてもらった時は、野手では最年少で出させてもらいましたが、本当にたくさん勉強することがありました。海外チームのパワーの凄さというものを本当に目の前で感じることができ、今シーズンに繋がったと思っています。もちろん勝ちにこだわってやることが一番ですけれども、その後の野球人生に繋げられるような経験を、その場でたくさんして、たくさん勉強していってもらいたいなと思います。

――中田選手がアドバイスを下さりました。12U代表の澤村君。今、中田選手の話を聞いて今どんな気持ちですか。

澤村選手(12U代表):いつもテレビでしか見られない中田選手にアドバイスをもらえて、すごく嬉しいです。

――ちなみにどんな選手になりたいと思っていますか。

澤村選手(12U代表):中田選手のように、世界に行っても通用するような選手になりたいと思います。

――中田選手のどんなところが好きですか。

澤村選手(12U代表):チャンスで強い、頼もしいところが好きです。

――では続きまして、15U代表の藤平選手、隣は中田選手ですが、どうですか。

藤平選手(15U代表):かなり緊張しています。

――これからどのような選手になっていきたいと思ってますか?

藤平選手(15U代表):将来は、侍ジャパンのトップチームの一員として、中田選手のようになれるように、さらに高いレベルの中で頑張っていきたいと思ってます。

――では続いて、今回初のトップチーム選出となりました、大瀬良選手と岡崎選手にお話を伺いたいと思います。まずは大瀬良選手。今回はトップチームの代表として、日の丸を付けての戦いですが、どんなお気持ちですか。

大瀬良選手(大学代表):トップチームに選んでもらった以上は、誇りとプライドを持って、チームに貢献できるように精一杯頑張っていきたいなという気持ちです。

――岡崎選手は今どのようなお気持ちですか。

岡崎選手(アマチュア代表):選んでもらった以上は一生懸命やるだけだと思います。プロにはないアマチュアらしさというものを、プレーの全面に出してやっていきたいなと思っています。

――続きまして、今回はトップチームに大阪桐蔭高校出身の選手が数多く選出されています(中田選手・平田選手・浅村選手)が、18Uの森友哉選手にお話を伺いたいと思います。中田選手は非常に優しい先輩だと聞いています。何か中田選手に聞きたいことはありますか。

森選手(18U代表):今年、自分も夏にジャパンで戦わせてもらい、世界との壁を実感したのですが、中田さんは何か世界との壁というか、外国を相手にどう思われましたか。

――中田選手いかがでしょうか。

中田選手(トップチーム):先程も言いましたようにパワーの差はすごく感じました。また、一球に対する執着心というか、皆さんが見ているとおり、ファインプレーや、派手なプレーがメジャーリーグでもすごく多いと思うのですけど、一球に対する「絶対取ってやる」、「絶対打ってやる」というような気持ちを、試合の中で見ていてすごく感じました。その辺りはマイナーリーグという、本当に厳しい環境でやっている選手ばかりですので、そういう意味でのすごさは感じました。

――続きまして、今回18U代表の西谷監督は大阪桐蔭高校の監督でいらっしゃいます。今回は3人の選手がジャパン(トップチーム)に選ばれていますが、選ばれた教え子達である選手たちへの期待はどんなところでしょうか。

西谷監督(18U代表):本校から3名もトップチームに選んでいただきまして、ついこないだまで一緒にやってきたということで、本校の生徒にとりましても非常に励みになっております。また私達、高校野球の世代からとりましても憧れの侍ジャパンですので、日の丸を背負っているわけですし、全力プレーを見せていただいて、憧れの選手になってもらいたいと思います。

――西谷監督は高校時代から中田選手をみてらっしゃいますが、日本代表として欠かせない、ここまでの選手になると思っていらっしゃいましたか。

西谷監督(18U代表):思ってました。

――そして西谷監督、3人の(大阪桐蔭出身の)選手たちですが、こうすれば選手たちが乗って活躍してくれる、なにかアドバイスが小久保監督にありましたらお願い致します。

西谷監督(18U代表):そのようなことは私の方から何も無いのですけども、高校野球というものが、小さい子どもたちからの、まず最初の憧れの場所になろうかと思います。そして大学野球、社会人野球、この侍ジャパンがあります。本当に、日本の野球を引っ張っていっていただきたいと思っております。

――小久保監督、中田選手は四番で決定と考えてよろしいですか。

小久保監督:ええ。明後日の試合は四番レフト中田です。

――事前の発表ありがとうございます。

――続きまして、現在、女子の代表はワールドカップ3連覇中ですが、全世代世界一を目指す中での新生「侍ジャパン」において、大倉監督、これからどのように強化していきたいと考えていらっしゃいますか。

大倉監督(女子代表):来年、我々はワールドカップ4連覇目指して頑張ってまいります。そんな中、今回プロアマだけでなく、全世代だけでなく、男女も越えて、我々を侍ジャパンのプロジェクトの一員に入れていただき、本当に心から感謝したいです。また、日本の女子野球選手たちにも凄い励みになると思います。今回を機に、トップの小久保監督筆頭に男子の全世代の指導者の皆様に知っていただいて、女子野球のご指導をいただけるようなチャンスをたくさん戴ければ、とてもありがたいと心から思います。

――では大変お待たせいたしました。志村選手にお話を伺いましょう。今現在チームの中心選手として活躍してらっしゃいます。これからの抱負と、女子野球に関してどんなふうになっていきたいと思っていらっしゃいますか。

志村選手(女子代表):女子野球はここ数年で野球人口はすごく増えているのですが、まだまだ環境は完璧とはいえません。なので、私達が勝つということが、これからの発展につながると思いますので、来年のワールドカップでも必ず優勝したいと思います。

――今、皆さんにお話を頂きました。小久保監督。指導者の皆さん、選手の皆さんが色んな思いを持っていると思いますが、今どのように感じていらっしゃいますか。

小久保監督:全監督が集まった中でお話を聞いた上で、やはり、私が率いる侍ジャパンのトップチームは、全世代からの目標であり、憧れで在り続けなければいけないと改めて強く感じました。選手たちにもそれを伝えていきたいし、また当然2017年WBCというその目標に向かっていくわけなのですが、その先にも、今日の1日が野球界の未来につながっていく、そのようなスタートになればいいと思いました。

――ありがとうございました。

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