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「第41回 日米大学野球選手権大会」第2戦が14日(日本時間15日)、アメリカ・マサチューセッツ州カンパネリ・スタジアムで行われ、侍ジャパン大学代表がアメリカ大学代表と対戦。この日も接戦となったが、延長タイブレークを制した侍ジャパン大学代表が6対3で勝利した。
第1戦を土壇場で逆転されサヨナラ負けを喫した侍ジャパン大学代表。負ければ優勝へ後がなくなる大事な一戦の先発マウンドには森下暢仁(明治大)があがった。 立ち上がり、四死球で走者を出すも相手打者を抑え安定したピッチングを見せた森下。しかし3回に先頭のJ.MCCARTHYに死球を与えると、一死から2者連続ヒットで先制を許す。
1点を追う侍ジャパン大学代表は4回、先頭の中川圭太(東洋大)がヒットで出塁すると、楠本泰史(東北福祉大)がライトへツーベースを放ちチャンスメイク。続く内海大寿(中部学院大)のセンターへのヒットで中川がホーム生還し同点に追いつく。その後一死満塁となり小畑尋規(立正大)のライト犠牲フライで逆転に成功した。
ところが5回、森下は2本のヒットで一死1・3塁のピンチを招くと、S.WALKERの打席でボークの判定。三塁走者のC.GRENIERがホームを踏み2対2の同点に追いつかれる。その後は栗林良吏(名城大)、伊藤将司(国際武道大)とつなぎ無失点に抑えた侍ジャパン大学代表だったが、打線は5回以降ヒットが出ず2対2のまま延長戦に突入した。
無死1・2塁から始まる延長タイブレーク。先行の侍ジャパン大学代表は一死から相手バッテリーミスと押し出し四球で2点を追加すると、満塁から中川が左翼線にツーベースを放ちさらに2点を追加。この回4点を奪った侍ジャパン大学代表はその裏を津森宥紀(東北福祉大)、齊藤大将(明治大)の継投で1失点に抑え、6対3で試合終了。接戦を制し勝利を収めた。
この日の勝利で1勝1敗となった今大会。連勝で3連覇へ王手をかけたい次戦は、15日17時35分(日本時間16日6時35分)より、マサチューセッツ州レラチュー・パークで行われる。