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U-12代表・井端弘和監督インタビュー【前編】昨年感じた世界との差「権利がある選手は積極的に応募を」

2023年4月15日

 今年7月28日から「第7回 WBSC U-12 ワールドカップ」が台湾・台南市で開催される。侍ジャパンU-12代表は過去最高成績の準優勝を超える初優勝を目指す中で、動画応募による審査・選考「侍ジャパンU-12代表 全日本合同トライアウト~デジタルチャレンジ~」を5月8日まで実施している。
 そこで昨年に続き指揮を執る井端弘和監督にインタビューを実施。前編・後編に分けて、昨年の大会で感じたことや求める選手像や理想の野球を聞いた。

メリハリをつけてやるべきことを詰めたい

――昨年初めてU-12のカテゴリーを指揮されましたが、気づいたことや感じたことはどのようなことですか?
「他の上位国とレベルの差がありました。アメリカ、韓国、チャイニーズ・タイペイ、ドミニカ共和国などは全土から厳選して選んだメンバーでしたが、日本は応募の中から選んだので、その差が出たのかなと思います。今年は最低でもスーパーラウンドに行って、できれば決勝に進みたいと思います」

――昨年は他国の試合も多く視察されていました
「投手の球速は10キロ以上違いました。その辺りで特に世界との差を感じました」

――日本の学童野球ではリードや変化球が禁止されている場合もあり、対応の難しさもありました
「昨年は練習が1日しかなかったので、チームプレーができませんでしたし、リードや変化球への対応を急に求めても難しかったです。今回は練習期間を3、4日もらっているので、チームとしてやるべきことをその期間で作れればと思います」

――何か変えようと思っていることはありますか?
「去年はコロナ禍で規制が厳しくて、台湾に到着後3日間はホテルから一切出られず、子どもたちにはストレスや苦しい思いを感じさせてしまいました。ただ、今年はそうした規制が無くなり、親御さんも応援のために入国することができます。今年はストレスを溜めずに気持ちよく野球ができればいいです。グラウンドに入ればきっちり一生懸命やるというメリハリがあれば良いと思っています」

中学1年生でも小学5年生でも

――強化の第一段階としては、やはりデジタルトライアウトが大事になります
「そうですね。昨年もたくさん応募をいただきましたが、裾野を広げる意味ではもっと欲しいです。所属チームの全国大会と重なるなどの事情もあるとは思いますが、侍ジャパントップチームがWBCで優勝して多くの子どもたちが世界一を目指すきっかけになったと思います。U-12代表でも世界一を獲るんだという思いを持った応募を待っています」

――慣れない海外生活ということもあって人間性も大事になります
「それは間違いないですね。チームとして動くので、輪を乱すような行動は当然いけませんし、子どもだからと言って許されることはほぼ無いので、その最低限はできる選手たちを選びます」

――今年は最終選考会で面談も予定されています
「できる限り、日本代表として戦うということはどういうことかを伝えた上で、選ばせてもらいたいなと思います」

――中学1年生でも早生まれの選手は応募資格があります
「普段から小学生ではなく中学生とプレーしている選手の強みというのは昨年も感じましたし、権利がある選手は積極的に応募して欲しいです。それこそ小学5年生でも構いません。能力と自信とやる気があるならぜひ!という気持ちです」

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