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チームレポート

世界大学野球選手権に出場する大学代表を稲葉篤紀監督が視察・激励

2018年7月2日

 7月2日、「第6回 FISU 世界大学野球選手権大会 2018」(7月6日に台湾で開幕)に出場する侍ジャパン大学代表(東京六大学野球連盟選抜)の練習試合を侍ジャパントップチームの稲葉篤紀監督が視察。練習試合後に、稲葉監督が激励の言葉を送った。

稲葉監督が後輩にエール送る

 7月1日から直前合宿を開始し、2日目のこの日は社会人野球の強豪・JR東日本と結成後初の練習試合を行い、3対5で敗れた。
 試合後、稲葉篤紀監督は全選手とスタッフの前で「侍ジャパンの誇りを持って、一丸となって戦ってください」とコミュニケーションや結束の必要性を説いた。
 また視察する目の前で、4回に法政大の後輩である中山翔太外野手(法政大)がレフトへ豪快なホームランを放ったことに関しては、激励後の取材で「彼は長打を求められている中で、ああいう本塁打を観られて嬉しかったです」と目を細めた。
 投手陣に関しては「みんな良かったですし、最終回に投げていた石井雄也投手(慶應義塾大)は非常に強いストレートを投げていたのが印象に残りました」と率直な感想を述べた。
 そして「私自身も4年間、東京六大学野球で多くのものを学びました。その結束力を持って、もうひとつの大学代表(日米大学野球、ハーレムベースボールウィーク出場チーム)に負けない強い気持ちでプレーしてくれればと思います」とエールを送った。

選手コメント

主将・河合大樹外野手(慶應義塾大)

「まだまだ2日目なのでコミュニケーションが足りないところはありますが、同じリーグでみんな顔は分かっているので、これからどんどん増えていくと思います。主将という立場ですが、各校の中心選手が集まっているので、各自がリーダーの意識を持ち、その中で僕が先陣を切れたらと思います」

中山翔太外野手(法政大)

「昨日の寝る前から“打ってアピールしよう”と思っていたので良かったです。稲葉監督からは(握手した際)“また大きくなったな”と言われました(笑)。(日米大学野球、ハーレムベースボールウィークに出場するメンバーからは漏れたが)選考合宿で長打力は負けていないと思ったので、実戦でそれが出せるように、前の手(左手)の使い方を意識して取り組んでいます。一致団結して世界一を獲りたいです」

第6回 FISU 世界大学野球選手権大会 2018

大会概要 出場選手

大会期間

2018年7月6日~7月15日

予選ラウンド
2018年7月6日(金)14:00 日本 15 - 0 ロシア
2018年7月8日(日)14:00 日本 5 - 1 アメリカ
2018年7月9日(月)10:00 日本 21 - 1 香港
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

スーパーラウンド
2018年7月10日(火)10:00 日本 15 - 0 韓国
2018年7月12日(木)18:00 日本 2 - 0 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

決勝
2018年7月15日(日)17:00 日本 8 - 3 チャイニーズ・タイペイ
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

開催地

台湾(嘉義)

出場する国と地域

A組 チャイニーズ・タイペイ、韓国、チェコ、オーストラリア
B組 日本、アメリカ、ロシア、香港

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