6月24日、今年行われる国際大会に向けた侍ジャパン社会人代表の選考合宿が埼玉県さいたま市のNITTSU浦和ボールパークで行われた。
今回の合宿は、就任3年目の石井章夫監督が「能力はおおむね把握できているので、考えですとか内面的な部分、代表で求められることへの順応性を練習や試合を通じて見ていきたい」と話す30選手が、51名の候補選手から召集された。
初日となったこの日は、数投手が全天候型のブルペンで球速や回転数、変化量などの測定を行い、その他の選手たちは雨天のため室内練習場で牽制の練習やサイドノック、打撃練習などで軽めの調整を約2時間行なった。
この合宿は25日にNTT東日本、26 日にJFE東日本と練習試合(ともにNITTSU浦和ボールパークの12時半開始)を行い、27日に打ち上げる予定となっている。
監督・選手コメント
石井章夫監督
「自チームと代表では求められることも違うので、そうした部分を見ていきます。最終的には51名の中から24名の選手に絞っていきます。この合宿から何人をその中に入れるかというのは決めていません。(今年の目標として)アジア選手権(※10月に台湾で開催予定)での連覇に向けて、どんな戦いをしていけるか楽しみです」
佐藤旭主将(東芝)
「(過去2年主将をして)今年も石井監督に依頼をいただきました。この合宿では新しい顔ぶれもいるので、今までの石井さんの野球の土台に新たなカラーを加えていきたいです。そして、代表としての責任や自覚を持って4日間の合宿を終えたいです。今までの経験をしっかり伝えていければと思います」