6月29日、「第43回 プラハベースボールウィーク」(チェコ・プラハで7月6日から9日)と「第31回 ハーレムベースボールウィーク」(オランダ・ハーレムで7月12日から19日)に出場する侍ジャパン大学代表の直前合宿が神奈川県平塚市のバッティングパレス相石スタジアムひらつかで始まった。
![結団式で挨拶する堀井哲也監督](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_1-1.jpg)
![集合写真](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_1-2.jpg)
![ランニング](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_1-3.jpg)
![松下歩叶(法政大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_1-4.jpg)
![立石正広(創価大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_1-5.jpg)
![吉納翼(早稲田大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_1-6.jpg)
![外丸東眞(慶應義塾大学)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_1-7.jpg)
まず12時半から行われた結団式では、全日本大学野球連盟の内藤雅之事務局長や本郷茂副会長から同連盟加盟校所属部員約3万人の中の24人に選ばれた誇りや自覚を持つ必要性が伝えられ、その後は帯同するスタッフ・選手全員が自己紹介や挨拶をした。主将を務める印出太一(早稲田大)は「しっかりチームを束ねて優勝に導きたいです」と意気込みを語った。
13時から行われた代表結成後初となる練習では、フライが上がった際の声かけや投内連係など選手間で息を合わせる練習に時間を割き、最後はフリー打撃で練習を締めた。
堀井哲也監督は初日の選手たちの様子について「選考合宿と違って変なプレッシャーは無かったです」と振り返りつつも「事務局長や副会長の話にもありましたが、私も選手たちもこのユニホームを着る重みを感じた1日だったと思います」と覚悟を語った。
![渡邉一生(仙台大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_2-1.jpg)
![篠木健太郎(法政大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_2-2.jpg)
![印出太一(早稲田大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_2-3.jpg)
![柳舘憲吾(國學院大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_2-4.jpg)
![鳥山泰孝コーチ、小島大河(明治大)、 神里陸(國學院大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_2-5.jpg)
![渡部聖弥(大阪商業大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_2-6.jpg)
![西川史礁(青山学院大)](https://www.japan-baseball.jp/img/news/press/20240629_1_2-7.jpg)
代表選手発表記者会見の際にも触れていた通り、今回の遠征では14日で11試合を戦い9イニング制でもあるため24人中11人の投手を選出。それゆえに野手は人数が少ないため、複数ポジションを守れることが理想とされ、シートノックでは捕手の印出が一塁手を務めた。
また、投手陣の起用法については、現時点で先発に髙須大雅(明治大学)、髙木快大(中京大)、伊藤樹(早稲田大)を中心とした4人を据え、中継ぎや抑えに「決め球を持っている」と渡邉一生(仙台大)、中村優斗(愛知工業大)、藤井優矢(東日本国際大)を起用する構想を描いていることも堀井監督から明かされた。そして、その他の投手については、合宿を通して適性を見極めていくようだ。
今回の合宿では、6月30日と7月1日に元巨人の高橋由伸臨時コーチの指導が行われ、7月1日と2日には侍ジャパンU-23代表候補との練習試合(ともに10時開始)が行われる予定となっている。密度の濃い練習や実戦で、タフな遠征を勝ち切る準備を進めていく。
選手コメント
渡部聖弥(大阪商業大)
「(昨年に続いての選出)2年目なのですが初選出のような新鮮な気持ちです。主将ではないですが、昨年を経験した僕らを中心にチームを作っていきたいです。(大学の富山陽一監督からは)もう行くのかとびっくりされたのですが、“商大を代表していくのは誇らしいこと。頑張れ”と言っていただきました。さらなる成長をこの代表活動の中でもしていきたいです」
藤井優矢(東日本国際大)
「(全日本大学選手権の活躍により追加招集され代表入り)秋田の仙北市選抜の経験があるだけで日本代表は野球人生初めてです。ここまでのことになるとは自分自身びっくりです。任された場所でしっかり自分の仕事を果たして、代表の名に恥じないようにしていきたいです」
第43回 プラハベースボールウィーク
大会期間
2024年7月6日~7月9日
グループA
2024年7月6日(土)21:30 ドイツ - 日本
2024年7月7日(日)21:30 日本 - チャイニーズ・タイペイ
2024年7月9日(火)2:00 日本 - チェコ
※開始時刻は日本時間(チェコ:時差-7時間)
3位決定戦
2024年7月9日(火)21:30 グループA3位 - グループA4位
※開始時刻は日本時間(チェコ:時差-7時間)
決勝
2024年7月10日(水)2:00 グループA2位 - グループA1位
※開始時刻は日本時間(チェコ:時差-7時間)
開催地
チェコ(プラハ)
出場する国と地域
グループA
日本、チャイニーズ・タイペイ、チェコ、ドイツ
グループB
オーストラリア、ギリシャ、ハンガリー、スロバキア、リトアニア
第31回 ハーレムベースボールウィーク
大会期間
2024年7月12日~7月19日
オープニングラウンド
2024年7月12日(金)22:30 チャイニーズ・タイペイ - 日本
2024年7月13日(土)22:30 アメリカ - 日本
2024年7月15日(月)2:30 日本 - スペイン
2024年7月16日(火)22:30 イタリア - 日本
2024年7月18日(木)2:30 日本 - オランダ
※開始時刻は日本時間(オランダ:時差-7時間)
5位6位決定戦
2024年7月18日(木)18:30 オープニングラウンド 5位 - オープニングラウンド 6位
※開始時刻は日本時間(オランダ:時差-7時間)
準決勝
2024年7月18日(木)22:30 オープニングラウンド 2位 - オープニングラウンド 3位
2024年7月19日(金)2:30 オープニングラウンド 1位 - オープニングラウンド 4位
※開始時刻は日本時間(オランダ:時差-7時間)
3位決定戦
2024年7月19日(金)21:00 準決勝①敗者 - 準決勝②敗者
※開始時刻は日本時間(オランダ:時差-7時間)
決勝
2024年7月20日(土)2:30 準決勝②勝者 - 準決勝①
※開始時刻は日本時間(オランダ:時差-7時間)
開催地
オランダ(ハーレム)
出場する国と地域
日本、アメリカ、チャイニーズ・タイペイ、オランダ、イタリア、スペイン