22日、ユニバーシアード日本代表壮行試合となる侍ジャパン大学日本代表対NPB選抜戦(29日18時30分試合開始/神宮球場)に向けた記者会見が都内で行われた。
大学代表からは善波達也監督(明治大)、坂本誠志郎捕手[主将](明治大)、茂木栄五郎内野手(早稲田大)が出席。
「自分たちの憧れでもあるプロの選手たちと試合をさせていただける喜びを感じています。相手はプロといえど勝って弾みをつけたいです」と坂本主将が語るように、あくまで勝利にこだわり、ユニバーシアードに向けて弾みをつけたいところだ。
NPB選抜からは青山道雄監督(千葉ロッテ)と和田恋内野手(読売)が出席。
「大学代表の壮行試合とはいえ、プロとして恥ずかしくない試合をして勝つという気持ちで戦います」(青山)、「恥ずかしくない試合をするのはもちろん、せっかく選ばれたからには見せ場をしっかり作りたいです」(和田)と、プロのプライドを持って勝利を目指すことを誓った。
また両チームの先発投手も壇上で発表され、大学代表が全日本大学野球選手権最優秀投手の左腕・濱口遥大投手(神奈川大)、NPB選抜が京都大出身のドラフト2位右腕・田中英祐投手(千葉ロッテ)の両先発で行われることとなった。
コメント
善波達也監督(明治大)
「(濱口遥大の先発について―)昨年から代表に入っていますし、今春の全日本大学野球選手権でも最優秀投手賞を獲得しています。ユニバーシアードでも大きく期待しているので起用することにしました。(野手については―)全員を使い切れるような展開になればいいなあとは思いますが、あくまで勝利に繋げられるように起用しますので、何が何でも全員使うというやり方はしません」
茂木栄五郎内野手(早稲田大)
「(壮行試合に向けて―)自分のやってきたことが、どれだけプロ相手に通用するのか楽しみです。プロのプレーを肌で感じるとともに、思いきってやりたいです。(4番を任される予定について―)初めて聞いたので驚いていますが、期待していただいている以上、それに応えたいです。(リーグ戦の三塁手とは違う二塁手としての起用予定について―)リーグ戦も当初は二塁手をやるつもりで練習していたので、初めてという感覚ではなく、新鮮で楽しみという気持ちです」