7月1日、第28回ユニバーシアード競技大会(韓国・光州)に出場する侍ジャパン大学代表が日本国内での直前合宿を打ち上げた。
この日は、社会人の強豪・JX-ENEOSとのオープン戦が予定されていたが、降雨のため中止となり、明治大の室内練習場で投内連携やノック、打撃練習などが行われた。
また午後1時からは記者会見が行われ、善波達也監督と坂本誠志郎捕手(明治大)、田中正義投手(創価大)、谷田成吾外野手(慶應義塾大)が開幕の迫るユニバーシアードへの抱負を語った。
大学日本代表は、2日に韓国へ出国。3日に開かれる開会式に出席した後、調整に入り、予選リーグの韓国戦(6日・18時/光州起亜チャンピオンズフィールド)に臨む。
記者会見での主なコメント
善波達也監督
「今日の雨天中止は残念でしたが、(降雨予報も考慮し)昨日までに、守備位置や打順を変えたりしながら、ユニバーシアードを想定した調整ができました。投手も平塚での2試合や東京での2試合を通し、良い状態になってきたかと思います。特に29日の壮行試合あたりから、選手に良い緊張感が出てきました。金メダルを穫りたいではなく、必ず掴む。そういった気持ちで戦います」
坂本誠志郎捕手(明治大)・主将
「それぞれの選手はチームに戻れば中心となる選手ばかりですが、日本代表として選ばれたからには、いかに全員がチームのために行動できるかを意識し取り組んできました。(主将として)誰よりも責任と自覚を感じていますし、それを全員に浸透させ、泥くさく戦いたいです。そして、何としてでも金メダルを獲得し、良い報告をしたいです」
田中正義投手(創価大)
「マウンドに上がったら、先発でも抑えでも絶対にランナーをホームに還さないという強い気持ちを持って投げていきたいです。自分ができる最善の準備をして、チームの金メダル獲得に貢献したいです」
谷田成吾外野手(慶應義塾大)
「春季リーグでは結果を残せなかったのですが、善波監督から時間を割いて熱心に指導をしていただき、調子が上向いてきました。ユニバーシアード本番では、その恩返しをしたいです。そして、金メダル獲得に結びつくような一打を打ちたいです」