アジアの6つの国と地域がアジアナンバーワンを争う第9回BFA U-15アジア選手権(志太スタジアム/静岡県伊豆市)の開幕前日を迎え、10月31日夜に開会式と前夜祭が盛大に行われた。選手たちは大会への意気込みをさらに強くした。
神里陸がピコ太郎に変身
全出場チームの選手・スタッフ、大会運営スタッフが一堂に会して開会式と前夜祭が、志太スタジアムにほど近いシャトーT.Sで行われた。
まずはアジア野球連盟・彭誠浩会長、全日本野球連盟・山中正竹副会長の挨拶から開会式が始まり、選手宣誓では侍ジャパンU-15代表・山田将義主将が力強く宣誓した。
そして、その後は前夜祭。伊豆市、伊豆の国市、伊東市の市長3名を代表して菊地豊伊豆市長が乾杯の音頭を取り開会すると、最も盛り上がりを見せたのが「チーム紹介」のコーナーだ。
トップバッターとなった侍ジャパンU-15代表の選手たちは、昨年世界的にブレイクしたピコ太郎に神里陸内野手(南風原町立南星中)が扮し、選手全員でPPAPを披露。会場から大歓声が送られた。その後も各国が若さあふれるユニークなパフォーマンスを披露し会場を盛り上げた。
クライマックスには、静岡県伊豆市天城で地元有志によって結成された天城連峰太鼓のパフォーマンスと花火の打ち上げが行われ、盛大な前夜祭は幕を閉じた。
選手コメント
神里陸内野手(南風原町立南星中)
「(パフォーマンスは)楽しかったです。(自己採点は)10点満点で7点ですね。もう少し思いきり行けたかなと(笑)。明日からもチームを盛り上げて、思いきりプレーしていきたいです。(ドラフト指名された兄・和毅からは)楽しんでこいと言ってもらいました」