6月24日、第19回 アジア競技大会(9月/中国・杭州)に出場する侍ジャパン社会人代表の選考合宿が千葉県柏市のJR東日本野球部柏野球場で始まった。
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3日間の日程で行われる今合宿には、全国の社会人チームから精鋭39名が参加。石井章夫監督は「打線では、長打力・大量得点というところにチャレンジしていきたいと思いますし、投手でいえば、かわす投球から力で抑え込むスタイルに追いついていきたいと思います」と今回の合宿の目的を語った。
初日となったこの日は、まずスタッフ・選手全員でミーティングを行い、13時半から練習を開始。野手は打撃練習を中心に行った後、ポジションごとに分かれ捕球やスローイングの練習で個々のレベルアップに努めた。投手はキャッチボールの後、ブルペンで投球練習をしたり、室内でシャドーピッチングをしたりと各々調整を行った。
今回のメンバーは、石井監督のもとで共に社会人代表を経験してきた選手や昨年のWBSC. U-23ワールドカップで優勝を果たした選手に加え、社会人野球を経てメジャーで活躍した田澤純一(ENEOS)らを召集。石井監督は「国際舞台を経験した選手は大きくブレがないですし、士気を高めるために選びました。田澤選手もその1人だと思っています」と選考の意図にについて明かし、田澤は「海外でやってきたことなどを伝えられればいいかなと思います」と助言をしていくようだ。
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新型コロナウイルスの影響により1年延期されたアジア競技大会。2018年の前回大会では決勝戦で韓国に0対3で敗れ惜しくも銀メダルに終わったが、今回も悲願の金メダルを目指す。
この合宿は26日に打ち上げる予定となっており、明日以降も参加選手たちはさらなる成長を模索していく。
監督・選手コメント
石井章夫監督
「選考合宿ですから、侍ジャパンでどういう野球をやっていくかという確認もありますが、まずは選手の状態をしっかり確認することと、高めることが大きなテーマかなと思います。1つのチームというよりも個々のレベルを上げることがテーマなので、北村君が先頭をきって活力を上げてくれると思います」
北村祥治主将(トヨタ自動車)
※選考合宿の主将
「監督の思いややりたい野球の方向性を示していければなと思います。僕の仕事はそこだけかなと。あとはみんな力もありますし、自分の強みを存分に出してくれればいいなと思います」
第19回 アジア競技大会
大会期間
2023年10月1日~10月7日
セカンドステージ(グループA)
10月1日(日)13:00 フィリピン 0 - 6 日本
10月2日(月)19:30 日本 18 - 0 ラオス
10月3日(火)19:30 日本 0 - 1 中国
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
スーパーラウンド
10月5日(木)13:00 韓国 2 - 0 日本
10月6日(金)19:30 チャイニーズ・タイペイ 0 - 2 日本
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
3位決定戦
10月7日(土)13:00 中国 3 - 4 日本
※開始時刻は日本時間(中国:時差-1時間)
開催地
中国(杭州)
出場する国と地域
日本、韓国、チャイニーズ・タイペイ、中国、フィリピン、
香港、タイ、シンガポール、ラオス