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学生注目!我が大学の侍ジャパン戦士 辰己涼介選手/立命館大学編(立命スポーツ編集局提供)

2016年7月11日

 7月12日(火)から開催される「第40回 日米大学野球選手権大会」。 各大学の記者が、普段から取材している侍ジャパン大学代表選手を紹介します。 今回は、走攻守の三拍子がそろった辰己涼介選手(立命館大学)です。

辰己 涼介(立命館大学)

立命スポーツ編集局提供 文=門野稜子

 立命館大リーグ3連覇の立役者の一人、辰己涼介。走攻守三拍子そろった外野手で、抜群の打撃センスと身体能力を買われ1年の春から中軸を任される。

 社高では2年春に投手から外野手に転向し、旧チームからレギュラー出場を果たす。3年夏の兵庫大会では準決勝で優勝校・神戸国際大附に敗れベスト4。更なる飛躍を誓い大学野球の世界に足を踏み入れた。
 2015年度関西学生野球春季リーグの第5節、初のベンチ入りで1番・ライトとして起用されると、2安打1盗塁を記録。続く2戦目では二死満塁の場面で右越えの本塁打を放ち、華々しいデビューを飾った。それ以降、1年次は5番・ライト、2年春には3番・センターとして攻守でチームを牽引し、3季連続の全国大会出場に大きく貢献した。

 モットーは野球を楽しむこと。重圧に屈しない強心臓の持ち主で、どんな大舞台でも物怖じせずのびのびとプレーする姿が印象的だ。
「打席に入るとき、頭で考えすぎてしまって思うようなバッティングができなかった」と今春のリーグ戦を振り返るが、「まさか」だった代表候補に選出されたことで吹っ切れ、本来の姿を取り戻した。

 今年6月に行われた第65回全日本大学野球選手権では、50メートル5秒8の俊足に加え長打力をアピール。見事代表の座を掴み取った。憧れであった日の丸を背負いアメリカ大学代表に挑む彼から目が離せない。

わが大学の侍ジャパン戦士

第40回 日米大学野球選手権大会

大会概要
出場選手
全日本大学野球連盟 公式サイト(外部サイト)

大会結果

第1戦 7月12日(火) 日本 2 - 1 アメリカ
第2戦 7月13日(水) アメリカ 0 - 1 日本
第3戦 7月15日(金) 日本 0 - 1 アメリカ
第4戦 7月16日(土) アメリカ 10 - 2 日本
第5戦 7月17日(日) 日本 5x - 4 アメリカ

大会期間

2016年7月12日~17日(※予備日7月18日)

会場

7月12日(火)、13日(水)ハードオフエコスタジアム新潟(新潟)
7月15日(金)明治神宮野球場(東京)
7月16日(土)、17日(日)草薙球場(静岡)

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