7月12日(火)から開催される「第40回 日米大学野球選手権大会」。大会に出場する侍ジャパン大学代表選手を紹介します。今回は、高い制球力を誇る伊藤将司選手(国際武道大学)です。
伊藤 将司(国際武道大学)
ストレートの最速は140km/h台前半でも初速と終速の差が少ないため、空振り三振を奪うことができ、変化球もキレの良さと制球力が光る好左腕。今回の侍ジャパン大学日本代表では投手陣最年少となる2年生での選出となった。
横浜高時代は2年夏と3年春に、エースとして甲子園出場に導いた。横浜高で培われたものは大きく、岩井美樹監督は「勝負への執着心が強いですし、バントのフィールディングやけん制など、本来大学で教えていくことが既にできています」と賞賛する。
大学には寮がないため、「2年生になっても、まだ食事や洗濯が大変です」と苦笑いするが、ウェイトトレーニングと、栄養学の授業や自らインターネットで学んだ食事の摂取で、体重は入学時の73kgから今では80kg台中盤にまで増量。球威も上がり、今春の千葉県大学リーグでは6勝0敗と圧倒的な成績を残した。
日米大学野球では、中継ぎでの起用が予想されるが、「(中継ぎは)大学1年の時に、リーグ戦で経験させてもらいました。だからこそ大変さを知っていますが、どんな場面でも行けるように準備します」と力強く話した。
日米大学野球では、横浜高の2学年先輩で主将を務める柳裕也(明治大)とともにメジャー予備軍撃破を狙う。
第40回 日米大学野球選手権大会
大会概要
出場選手
全日本大学野球連盟 公式サイト(外部サイト)
大会結果
第1戦 7月12日(火) 日本 2 - 1 アメリカ
第2戦 7月13日(水) アメリカ 0 - 1 日本
第3戦 7月15日(金) 日本 0 - 1 アメリカ
第4戦 7月16日(土) アメリカ 10 - 2 日本
第5戦 7月17日(日) 日本 5x - 4 アメリカ
大会期間
2016年7月12日~17日(※予備日7月18日)
会場
7月12日(火)、13日(水)ハードオフエコスタジアム新潟(新潟)
7月15日(金)明治神宮野球場(東京)
7月16日(土)、17日(日)草薙球場(静岡)
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