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国内最後の実戦は惜しくも敗戦 4日間の合宿を終え本番に臨む

2017年7月25日

「第4回 WBSC U-12 ワールドカップ」に向けた侍ジャパンU-12代表直前合宿。4日間の日程で行われた直前合宿は25日(火)に最終日をむかえ、前日に続き都内グラウンドで武蔵府中リトルとの練習試合が行われた。

 前日の試合では声の掛け合いが足りず、守備のミスが目立った選手たち。この日は試合前のキャッチボールから元気に声を出し「考える野球」が実践されていた。キャッチボールの後はバッティング練習、シートノックをこなし、国内合宿最後の実戦に臨んだ。

 初回を無失点に抑えた先発の山田脩也(荒町タイガース)は2回、二死からソロホームランを浴び先制を許す。しかしその裏、太田和煌翔(千葉市リトル)が甘く入ったストレートを振り抜くと打球はレフトフェンスを越え、こちらもホームランで同点に追いついた。その後は加藤滉大(名東千種リトル)、堀内謙吾(寿庄内ジャガース)、加藤達哉(武蔵府中リトル)の投手リレーで5回まで1失点に抑えるも、侍ジャパンU-12代表のヒットはホームランの1本のみ。四球でチャンスを作るも活かすことができず、無得点のまま試合が進んだ。

 1対1の同点で迎えた6回、マウンドに上がった記虎太郎(大阪八尾ボーイズ)は先頭打者にホームランを浴びると、無死1塁から再びホームランを浴びこの回3点を失う。2回のホームランも含め、いずれもカウントを取りにいったストレートを狙われたことに「野球には勝負どころがある。2ボールになり、打者が真ん中ストレートを狙っている中で甘くなるようでは世界一を取れない」と岑和幸コーチ。江尻慎太郎コーチも「投手が不利なときに打者が何を考えているかを意識してほしい」とアドバイスを送った。

 その裏、主将の徳永光希(香芝ボーイズ)がセンターへホームランを放つも反撃はここまで。国内での最後の実戦は2対4で敗れた。試合後、仁志敏久監督は「昨日の敗戦で反省した点を今日につなげている。昨日よりは選手それぞれのできることをやれたと思います」と話した。また、大会に臨むにあたって「怪我などに気をつけながら、その上で勝っていきたい。海外にはまた違う野球文化もあるので、そういったところに触れて学んでほしい」と語った。

 昼食後、チームは明治神宮野球場へ移動し東京ヤクルトスワローズの試合前練習を見学。守備練習や室内練習場での打撃練習を見学し、間近で見るプロ野球選手の一挙一動に「うまい」「すごい」と声が漏れた。迫力あるプレーに目を輝かせた選手たち。本番前の最高の思い出となった。

 チームは明日26日(水)に台湾へと出発し、28日(金)日本時間11時からの初戦・チェコ戦に臨む。「試合を重ねる中でチームが出来上がっていく」と期待する仁志監督。考える野球を実践し、初優勝を目指す戦いがいよいよ幕を明ける。

第4回 WBSC U-12 ワールドカップ

大会概要 出場選手 放送予定

大会期間

2017年7月28日〜8月6日

オープニングラウンド
7月28日(金)11:00 チェコ 0 - 13 日本
7月29日(土)15:00 日本 5 - 6 メキシコ
7月30日(日)19:30 チャイニーズ・タイペイ 中止 日本
7月31日(月)15:00 日本 中止 南アフリカ
8月2日(水)11:00 日本 31 - 0 南アフリカ
8月2日(水)19:30 チャイニーズ・タイペイ 5 - 7 日本
8月3日(木)10:00 日本 15 - 0ブラジル
※開始時刻は日本時間(台湾:時差-1時間)

スーパーラウンド
8月3日(木)15:00 日本 10 - 0 ニカラグア
8月4日(金)11:30 日本 3 - 6 アメリカ
8月5日(土)15:00 日本 6 - 5 韓国

3位決定戦
8月6日(日)15:00 日本 0 - 1 メキシコ

開催地

台湾 台南市

参加国

グループA
日本、チャイニーズ・タイペイ、メキシコ、チェコ、ブラジル、南アフリカ

グループB
アメリカ、韓国、オーストラリア、パナマ、ニカラグア、ドイツ

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