11月8日 宿命のライバル韓国戦特集/第2回 | トップ | チームレポート | 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト

メニュー

日本語 English

チームレポート

11月8日 宿命のライバル韓国戦特集/第2回

2015年10月23日

写真提供:ネクセンヒーローズ

 2012年オフ、当時ハンファのエースだったリュ・ヒョンジンは、ポスティングシステム(入札制度)を利用して、米大リーグ・ドジャースに移籍。韓国プロ野球から直接メジャー入りした初の選手となった。また昨オフは遊撃手のカン・ジョンホ(前ネクセン)が同じくポスティングによりパイレーツ入りし、韓国プロ野球出身野手として初めてメジャーリーガーとなった。この2人への入札額はリュ・ヒョンジンが約2,500万ドル(約30億円)、カン・ジョンホが約500万ドル(約6億円)。高い評価を受けた彼らは、移籍1年目から期待にたがわぬ活躍を見せている。

 かつて、海外進出を望む韓国人選手は日本でのプレーを目指した。しかし今は違う。彼らの視線はメジャーへと向いている。
 世界野球プレミア12韓国代表メンバーにも、このオフにメジャー行きを目指す選手がいる。中でもスカウトの注目を最も集めているのが、韓国を代表するスラッガー、パク・ピョンホ(ネクセン)だ。

 パク・ピョンホは1986年生まれの29歳。高校時代から長距離砲として期待され、2005年にドラフト1次指名でLGに入団した。しかし1、2年目はその期待に応えることは出来ず、3年目の2007年から2年間兵役に就いた。軍入隊中は二軍リーグに属する国軍体育部隊のチーム・サンムでプレー。二軍では本塁打と打点のタイトルを獲得したが、除隊後も一軍では結果が残せない日々が続いた。
 そのパク・ピョンホに2011年、転機が訪れる。シーズン途中にネクセンに移籍すると才能が開花。4番打者を任されシーズン後半に12本塁打を記録した。翌2012年には不動の4番として全試合に出場し、31本塁打、105打点で初のタイトルを手にする。それ以来パク・ピョンホは今季まで、4年連続本塁打王と打点王の二冠を獲得。昨季、今季は力強いアッパースイングでアーチを量産し、韓国初の2年連続シーズン50本塁打を達成した。長距離打者ゆえに三振の数もリーグで最も多いが(161個)、打撃5位の高打率(.343)を残すなど、豪快さだけではないのがパク・ピョンホの特徴だ。

 11月8日、プレミア12開幕戦・日本対韓国が行われるのは広い札幌ドーム。中堅118メートル、両翼98メートルのモクトン球場を本拠地とするパク・ピョンホにとって、50発男の真価が問われる舞台だ。しかし韓国でパク・ピョンホの打撃を見た野球解説者の前田智徳氏は、「彼に球場の広さは関係ない」と話す。「完璧にとらえれば飛距離は問題ないと思います。特にドーム球場は打球が落ちないので打者にはプラスです」。
 韓国代表を率いるキム・インシク監督は「パク・ピョンホかイ・デホ(福岡ソフトバンク)のどちらかが4番」とし、パク・ピョンホのクリーンアップ起用を明言している。韓国の中軸を担うパク・ピョンホ。彼に侍ジャパン投手陣の印象を尋ねると、1人の名を挙げてこう話した。「大谷(翔平=北海道日本ハム)投手のピッチングはテレビで何度か見ました。韓国でも有名です。若いのに160キロの速球を投げるなんて凄いですね」。

 日本と韓国の対戦は両者にとって、1次ラウンドの初戦という大事な戦いだ。そんな中で打者と投手の一騎打ち、「未来のメジャーリーガー対決」パク・ピョンホ対大谷の実現に期待が高まる。

世界野球WBSCプレミア12 開幕戦

日程試合開始球場カード放送チケット
11月8日
(日)
19:00札幌ドーム日本vs.韓国テレビ朝日系列発売中
ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12
侍ジャパン公式オンラインショップ

PARTNERS

DIAMOND PARTNERS

  • 日本通運
  • MUFG

OFFICIAL TITLE PARTNER

  • ラグザス株式会社

OFFICIAL PARTNERS

  • JTB
  • KONAMI
  • 興和株式会社
  • 花王 SUCCESS
  • JAPAN AIRLINES
  • コカ・コーラ

SUPPORTING PARTNERS

  • LAWSONticket
  • UNIQLO
  • mizuno