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U-23W杯連覇へ向けた選考合宿が開始 社会人野球の若き精鋭39名が集結

2024年6月29日

 6月29日、「第5回 WBSC U-23ワールドカップ」(中国・紹興市で9月6日から15日)に出場する侍ジャパンU-23代表の選考合宿が神奈川県川崎市の東芝総合グラウンドで始まった。

 2016年から2年に1度のペースで開催されてきた23歳以下の若手選手の国際大会「WBSC U-23ワールドカップ」で、日本は過去4回で優勝2回、準優勝1回の成績を残している(第3回大会はコロナ禍の影響で不参加)。第1回、第2回大会はプロアマ混合チームで臨んだ日本だったが、前回の第4回大会は社会人野球でプレーする選手のみでのチーム構成で臨み、見事に第1回大会以来の優勝を成し遂げた。

 そして大会連覇を狙うチームを作り上げるための今回の選考合宿には、全国の社会人チームから精鋭39名が参加した。チームを指揮するのは、元三菱自動車岡崎の川口朋保監督だ。約7年に渡って社会人日本代表監督を務めた石井章夫氏の後任として昨年10月に監督に就任し、同年12月の「第30回 BFA アジア選手権大会」を6戦全勝で優勝に導いた指揮官は、「日本の社会人野球の選手たちも頑張っているという姿を、日本の多くの皆さんに知ってもらいたい。そのためにも結果が大事」と今回のU-23W杯へも高い志を持って臨む。

 初日の練習は14時過ぎから始まり、コーチ、スタッフの紹介の後、川口監督からは「お互いを尊敬し合いながら、しっかりとコミュニケーションを取って4日間の合宿を過ごしてもらいたい」との言葉を。そして各自でのウォーミングアップの後、野手陣は3班(屋外打撃、室内打撃、屋外守備)に分かれて汗を流し、屋外でのロングティーではトラックマンで打球速度も計測。一方の投手陣は投内連係で声を張り上げ、一部の投手たちはブルペンでの投球練習を行い、捕手陣とコミュニケーションを取りながら調整した。

 今回の選考合宿は7月2日までの全4日間の日程で行われ、2日目には ENEOS野球部(ENEOSとどろきグランド)、3日目、4日目には 侍ジャパン大学代表(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)と練習試合を行う。「チャレンジする姿勢というものを見ていきたい。W杯になると、初めて対戦するピッチャーになるので、打者はファーストストライクをいかに打ちに行けるか。投手はどれだけストライクゾーンで勝負できるかというところを見ていきたい」と川口監督。大会登録メンバーは24名。周囲への敬意とコミュニケーションを重視しながらも、実戦形式の中でのアピール合戦が期待される。

監督・選手コメント

川口朋保監督

「(選考合宿初日を終えて)初めて会う選手も多いですし、最初はちょっと他所行きの雰囲気がありましたけど、お互いにどういう考えを持ってやっているのか、選手同士がコミュニケーションを積極的に取ってくれていましたし、コーチの方もよく選手に声をかけてやってくれていたので、良かったと思います。(選考基準として)当然、打つ、投げる、走る、守るという野球のプレーの部分は見ますが、一つのチームを作るためには、やはり各自がどのように野球と向き合って、周囲とどのようにコミュニケーションを取れるか。相手に敬意を持って接することができるか。そういう仕草、立ち振る舞いも含めて見ていきたい。そうは言っても、主役は選手たち。選手たちが活躍するシーンを私自身も多く見たいです」

松田航瑠(日本製鉄室蘭シャークス)

「(今日、北海道から移動して来て)やはり暑いですね。蒸し暑いです。でも良い汗をかけました。自分と同じサイドスローが3人いたので、変化球などいろいろ聞くことができたので良かったです。今日はブルペンで30球ほど投げました。明日の試合で投げるので、いろいろ確認しました。テンポの良い投球で打たせて取るのが自分の持ち味。まずは無失点に抑えたいです」

野口泰司(NTT東日本)

「(選考合宿初日を終えて)バッティングでも守備でもすごいなと思う選手がいましたし、学ぶことが多かったです。まだ初日ですが、いろいろな発見がありました。キャッチャーなので特に投手陣とはコミュニケーションを多く取っていきたいです。自分が(24名に)選ばれたら、チームの中心選手として活躍したいという気持ちはありますが、その前にまず、このチームの中で自分がどのようにして貢献できるのか、自分の役割というものをしっかりと見つけて、とにかくチームのためになれればと思っています」

相羽寛太(ヤマハ)

「(前回のU-23W杯にも出場して)前回は優勝しているので、決勝の試合とか、優勝の瞬間とかは、今でも忘れることがない良い思い出として残っています。(前回大会の経験として)やはり海外の選手は、いろんな意味でアバウトに来る。そこに戸惑わずにシンプルに考えてプレーすることが大事かなと思います。前回大会は自分が最年少だったのですが、今回は同世代の選手が多くて年下の選手もいるので、先頭に立ってチームを引っ張って行けるようにしたいです」

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