センバツ・夏と甲子園連続ベスト4の大躍進を遂げた秀岳館の攻守の要。ショートストップとして三遊間を縦横無尽に駆け回り、シングルハンド・逆シングルでボール処理する姿には優美さが漂い、思い切りのいいスイングからの広角に打ち分ける打撃も魅力。さらに50メートル走5秒9の快速を駆って積極果敢に次の塁も狙う。気迫を全面に押し出すプレースタイルも有しており、国際舞台で戦える要素をあわせ持っている。
茨木市立三島中時代は秀岳館、かつ今回共に侍ジャパンU-18代表に選出された九鬼隆平らとともに枚方ボーイズに所属し、中学硬式野球5冠を主力として経験。そのセンスの高さは、秀岳館入学直後に行われた春季九州地区高校野球大会で「2番・ショート」として先発出場したことからもうかがえる。
2年秋の公式戦打率は.283とやや不振だったものの、迎えた3年春のセンバツでは才能が一気に開花。2回戦の南陽工戦では試合を決定づける本塁打を打つなど4試合で19打数6安打3打点(打率.315)。侍ジャパンU-18代表の一次候補選手に選出された。
さらに最後の夏は1番もしくは2番を務め、熊本大会では17打数7安打、打率.412、4打点、6盗塁で秀岳館・15年ぶり2回目の夏の甲子園出場に貢献。甲子園でも初戦の常葉菊川戦で4打数3安打2打点。いなべ総合戦でも5打数2安打1打点。そして準々決勝の常総学院戦では侍ジャパンU-15代表を経験した実戦派左腕・鈴木 昭汰から本塁打。次々と印象深い活躍を見せ、敗れた準決勝の北海戦でも好投手・大西 健斗から三塁打。計4試合で16打数7安打4打点で侍ジャパンU-18代表入りを果たしている。
今大会でも上位打線につなぐ役割が期待されるであろう松尾。高い守備力と共に甲子園で魅せた熱いプレーを台湾の地でも見せていく。
第11回 BFA U18アジア選手権
大会期間
2016年8月30日(火)~9月4日(日)
オープニングラウンド
8月30日(火)13:00 日本 19 - 0 香港
8月31日(水)19:30 チャイニーズ・タイペイ 0 - 3 日本
9月1日(木)13:00 日本 35 - 0 インドネシア
セミファイナルラウンド
9月2日(金)19:00 日本 8 - 0 中国
9月3日(土)19:00 韓国 1 - 3 日本
決勝
9月4日(日)19:00 日本 1 - 0 チャイニーズ・タイペイ
※試合開始時刻は日本時間です(台湾:時差+1時間)
開催地
台湾・台中
参加国
日本、チャイニーズ・タイペイ、韓国、中国、香港、タイ、フィリピン、インドネシア関連情報
侍ジャパンU-18代表の監督、コーチが決定壮行試合
8月27日(土)「侍ジャパン壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表」
QVCマリンフィールド
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壮行試合は大学代表が5対0で高校代表に勝利!収穫と課題を手にアジアの頂点へ!
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