劣勢時でも決して諦めず、気迫あふれるプレーでセンバツ初優勝まで登り詰めた智辯学園を代表するファイター。センバツでは二塁手をつとめ、夏は左翼手を器用にこなすユーティリティ性は18名と限られたベンチ登録となる今大会で、実に貴重な存在である。
昨夏の奈良大会は「5番・二塁手」でスタメン出場。チームは2回戦でライバル・天理に敗れたが、4打数2安打と気を吐いた自信を手に秋は不動のレギュラーに。つなぎの2番として27打数7安打4犠打。公式戦7試合で打率.318の成績を残した。
近畿大会ベスト8の実績を買われ、2年振りの出場を果たしたセンバツでは、1・2回戦こそ無安打だったが、準々決勝の滋賀学園戦で5打数4安打の活躍を見せると、準決勝の龍谷大平安戦でも8回裏に安打。9回裏には逆転サヨナラ2点適時打。抜群の勝負強さで、初優勝への道筋を切り開いた。計5試合で20打数7安打4打点。2回戦から1番に抜擢した小坂 将商監督の期待に最高の結果で応えている。
そして夏では左翼手へコンバートされ、奈良大会では21打数8安打5打点、打率.381の活躍で2季連続甲子園出場。甲子園では出雲戦で4打数3安打2打点。鳴門戦では4打数1安打に終わり、春夏連続優勝は夢と消えたが、ピンチでは再三の好守備で甲子園のファンを釘づけにした。
聖地・甲子園で数々の修羅場をくぐりぬけてきた経験は、アジアの舞台でも大きなアドバンテージとなるはず。侍ジャパンU-18代表でも頂点に立つために、小枝 守監督の求める野球を体現し、攻守両面で闘志あふれるプレーで、チームを盛り上げていく。
第11回 BFA U18アジア選手権
大会期間
2016年8月30日(火)~9月4日(日)
オープニングラウンド
8月30日(火)13:00 日本 19 - 0 香港
8月31日(水)19:30 チャイニーズ・タイペイ 0 - 3 日本
9月1日(木)13:00 日本 35 - 0 インドネシア
セミファイナルラウンド
9月2日(金)19:00 日本 8 - 0 中国
9月3日(土)19:00 韓国 1 - 3 日本
決勝
9月4日(日)19:00 日本 1 - 0 チャイニーズ・タイペイ
※試合開始時刻は日本時間です(台湾:時差+1時間)
開催地
台湾・台中
参加国
日本、チャイニーズ・タイペイ、韓国、中国、香港、タイ、フィリピン、インドネシア関連情報
侍ジャパンU-18代表の監督、コーチが決定壮行試合
8月27日(土)「侍ジャパン壮行試合 高校日本代表 対 大学日本代表」
QVCマリンフィールド
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壮行試合は大学代表が5対0で高校代表に勝利!収穫と課題を手にアジアの頂点へ!
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