第27回BFAアジア選手権が16日、台湾で開幕し、侍ジャパン社会人代表は初戦で中国と対戦した。
初回、日本は二死から、3番多幡雄一(Honda)、4番林稔幸(富士重工業)の連続四球で一、二塁のチャンスを作ると、5番川戸洋平(Honda)のセンター前へのタイムリーヒットで1点を先制。
幸先良く先制点を奪った日本の先発・山岡泰輔(東京ガス)は、中国の初回の攻撃を3人で抑える。2回に、2本の安打で三塁までランナーを進められるも、粘り強い投球を見せ、この回も無失点。
ピンチを凌いだ日本は、3回表。4番林と6番足立祐一(パナソニック)の四球から二死一、二塁とすると、7番木下拓哉(トヨタ自動車)のレフト前タイムリーヒットで2点目を奪う。
さらに、4回にも、一死一塁から、2番渡邉貴美男(JX-ENEOS)がライトスタンドへのツーランホームランを放って点差を広げる。なおも、四球などでランナーをためた日本は、6番足立のレフト前タイムリーで1点。続く7番木下も、レフト前へ打球を運び7対0。 その後も、8番川嶋克弥(Honda熊本)の左中間を破るスリーベース、9番田中允信(JR九州)のレフト前ツーベースと、日本はこの回、一挙7点を奪う猛攻。
5回には、2本の安打で二死一、二塁とし、6番足立が放った打球が相手の送球ミスを誘い、1点を追加。さらに7番木下がこの日3本目となる安打で11得点目。
6 回にも、4番林のセンター前ヒットでダメ押しの12点目を奪った日本は、7回終わって12対0。7回コールドで初戦の中国に大勝した。
投げては、侍ジャパン社会人代表の先発・山岡が5回を投げて、許した安打は2回の2本のみ。中国打線を完全に抑え、片山純一(JR東日本)、近藤均(王子)の継投で、完封勝利を収めた。
まずは初戦で白星を挙げた侍ジャパン社会人代表は、明日はパキスタンと12時30分(現地時間)より対戦する。
- 投手
- 11 山岡 泰輔(東京ガス) 選手紹介
- 14 田嶋 大樹(JR東日本) 選手紹介
- 15 近藤 均(王子) 選手紹介
- 16 近藤 大亮(パナソニック) 選手紹介
- 17 片山 純一(JR東日本) 選手紹介
- 18 酒居 知史(大阪ガス) 選手紹介
- 19 佐竹 功年(トヨタ自動車) 選手紹介
- 20 鮫島 優樹(三菱重工広島) 選手紹介
- 21 阿部 正大(TDK) 選手紹介
- 捕手
- 9 足立 祐一(パナソニック) 選手紹介
- 10 木下 拓哉(トヨタ自動車) 選手紹介
- 22 國本 剛志(三菱重工広島) 選手紹介
- 27 中野 滋樹(JR九州) 選手紹介
- 内野手
- 4 渡邉 貴美男(JX-ENEOS) 選手紹介
- 5 川嶋 克弥(Honda熊本) 選手紹介
- 6 多幡 雄一(Honda) 選手紹介
- 7 原田 拓実(日本生命) 選手紹介
- 8 川戸 洋平(Honda) 選手紹介
- 23 中山 悠輝(東京ガス) 選手紹介
- 25 西川 龍馬(王子) 選手紹介
- 外野手
- 1 藤島 琢哉(JR九州) 選手紹介
- 2 田中 允信(JR九州) 選手紹介
- 3 中村 毅(Honda鈴鹿) 選手紹介
- 26 林 稔幸(富士重工業) 選手紹介